「アメリカ5泊7日大名出張」の舛添都知事を直撃

パリ、ロンドンへの5000万円超の海外出張に続き!
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米へ出発前の4月10日、自宅前で舛添知事を直撃。マスクをつけ、本誌記者とは目も合わせようとしなかった
 5泊7日、20名で約5042万円。
 昨年10月27日から11月2日にかけて、東京都の舛添要一知事(67)らが行ったフランス・パリや英国ロンドンへの〝大名出張〟に対する批判が止まらない。
「石原慎太郎元知事時代などは、海外出張の際の随行員は10名前後。20名は多すぎます。さらに、舛添知事が往復約266万円のファーストクラス、特別秘書など7名が往復約90万円のビジネスクラスで移動するなど、旅費も超高額。神奈川や埼玉といった近隣の県知事たちまで会見で『がくぜんとした』『使っている金額のケタが違う』と批判の声を上げているほどです」(全国紙都政担当記者)
 宿泊先も大名クラスだ。パリでは「インターコンチネンタル・パリ・ル・グラン」。オペラ座の目の前に位置するパリの最高ランクのホテルだ。知事が宿泊したのは1泊19万7200円のスイートルームだった。ロンドンでは「コンラッド・ロンドン・セントジェームス」。バッキンガム宮殿やビッグベンなどに徒歩5分以内という好立地の五つ星ホテル。こちらでも知事は19万8000円のスイートルームに泊まった。随行員たちもそれぞれ同じホテルに宿泊している。
「’14年10月のロンドン、ベルリン出張の際には、広さ1000㎡のスパがウリの『インターコンチネンタル・ベルリン』の1泊9万5000円のスイートに2泊。ロンドンでは超一等地メイフェアにある老舗の五つ星ホテル『ドーチェスター』で15万8000円のスイートに3泊しています」(都政関係者)
 なぜここまで豪華なホテルに泊まる必要があるのか。都によれば「現地の要人と会見する際に、礼を失しない程度の格式と設備を有していること」が必要なのだという。しかし、共産党都議団の調べによれば、石原元知事時代から現在の舛添知事まで、ホテルの部屋で要人と会見したことなど一度もないのだ。問題のパリ、ロンドン出張の際も、たしかに国際パラリンピック委員会のフィリップ・クレイバン会長とホテル内で面会してはいるものの、面会に使ったのはホテル内の会議室。そのため、宿泊料とは別に32万2000円を支払っている。なんのことはない、単に自分たちが税金で豪華なホテルに宿泊したかっただけではないのか。
どこまで豪華になるのか
「パリ、ロンドン出張では、ほかにも不明な点が数多くあります。現地ガイドの手配に約532万円、車両の手配に約623万円という莫大な費用がかかっている。しかし、都から公開された資料では何名手配したのか、車を何台借りたのかといった肝心の部分がスミ塗りになっていて、適切な支出だったのか、まったく検証できないのです」(前出・記者)
 共産党都議団の調査によれば、’14年2月の就任以降、舛添知事は計8回の海外出張に行っており、1回あたりの平均費用は約2600万円。石原元知事時代の海外出張の平均費用は約1600万円。「豪華すぎる」と批判されていた石原都政時代より、1000万円も高い。
 そんななか、いま知事は4月12日から5泊7日の日程で、ニューヨーク、ワシントンへまたも大名出張しているのだ。
「ワシントンでは全米桜祭りのパレードを観覧し、ニューヨークでは三春滝桜の植樹式に出席します。講演会や要人との面会も予定されていますが、『単なる花見ではないか』と都議会内でも批判の声が上がっている。さすがに随行員は15名にまで減らしたが、それでもまだ多い。出張の目的を『東京オリンピックを契機に未来へ向けて力強く発展する東京の姿を積極的に発信する』としながら、オリンピック準備局の人間は同行しないなど目的がわからない」(前出・都政関係者)
 本誌は出発直前の10日、世田谷区内の自宅前で舛添知事を直撃した。だが、
「ハイハイ」
 と言っただけで、SPに守られながら、車に乗り込んで走り去る。ならばと都に今回の出張のホテル宿泊料金、飛行機の席のグレードなどを問い合わせたが、
「条例にしたがって適切に処理している。詳細については現時点では公開できない」(東京都政策企画局外務部管理課)
 の一点張りだった。大名気分を味わいたいなら、自腹でお願いしたいものだ。
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パリのインターコンチネンタル。ホテルのHPより(下も同)
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コンラッド・ロンドンの舛添知事が泊まったスイートルーム
PHOTO:小松寛之
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