パナマ文書に載った日本人お金持ちの豪邸と評判

ついに実名を公開!
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 日本時間の5月10日午前3時過ぎ。タックスヘイブン(租税回避地)を利用していた資産家や企業のリスト「パナマ文書」の全貌が公開された。
 セコム創業者で同社最高顧問の飯田亮(まこと)氏(83)は英国領ヴァージン諸島(BVI)に法人を設立し、相続税対策のために利用していたという。
 飯田氏は29歳で日本警備保障(現セコム)を創業し、警備サービス業界のトップ企業にまで育て上げた立志伝中の名経営者。東京・世田谷区にある約500坪の土地に自宅を構え、軽井沢にも1000坪近い敷地と別荘を所有している。
「飯田氏は700億円相当のセコムの株式をBVIの会社で管理し、親族につながる現地法人に一部を譲渡したと見られています」(全国紙経済部記者)
 日清食品ホールディングス代表取締役社長で、創業者の故・安藤百福の次男、安藤宏基氏(68)の名前もリストにあった。安藤氏もBVIに会社を2社設立している。日清食品はこう回答する。
「現在社内で確認中ですが、可能性としては個人の取引だと思います」
 IT企業大手の光通信代表取締役会長の重田康光氏(51)もリストに登場する。『フォーブス』日本版によれば、重田氏の資産額は2599億円にもおよぶ。
 同社の広報担当者は「コメントできない」とのみ答えた。
「重田氏は’00年に架空契約が発覚後は、マスコミに登場することはほとんどなく、私生活はまったく不明です」(前出・記者)
 楽天の代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏(51)は租税回避の意図はなかったことを強調する。
「楽天を設立する以前に、純投資として約80万円をBVIの会社に出資しました。しかし、すぐに会社は立ち行かなくなり、株式を売却し一部は返されましたが、利益は出ておりません」(広報担当者)
 缶コーヒーで知られるUCCホールディングス代表取締役社長の上島豪太氏(47)やライブドアの役員だった榎本大輔氏(45)、元楽天副社長の島田亨氏(51)もBVIの法人に出資をしていた。島田氏本人がこう説明する。
「個人的にベンチャー投資をするためのハコとして会社を設立しましたが、結果的には使わずにクローズしました。もはや関心がないので、感想はないですね」
 欧米や中国に比べると、リストに記載された日本人経営者の名前は少なかったが、これには理由がある。
「流出元である中米の法律事務所は日本に支店もないし、日本人の利用が多いケイマン諸島にも事務所を置いていないので、ここの顧客に日本人は少ないのでしょう」(横浜市立大学教授・上村雄彦氏)
 パナマ文書でさえ、タックスヘイブンの取引実態のほんの一部に過ぎないのだ。

セコム 飯田亮元社長
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世田谷区の高級住宅地に建つ。現行の相続税について『保有株の評価益で算出されるのはおかしい』と語っていたという

日清食品ホールディングス 安藤宏基社長
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宏基氏は創業者一族。’16年5月には同氏の長男・徳隆氏が同社副社長に就任。将来、この豪邸も相続するのか

UCCホールディングス 上島豪太社長
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兵庫県・芦屋にある高級住宅街の「六麓荘町」に邸宅を構える。同社は「租税回避が目的ではない」とコメント

楽天 三木谷浩史会長
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東京・松濤に完成したばかりの豪邸。三木谷氏は日本興業銀行を退職直後にBVIの法人に出資していた

光通信 重田康光会長
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東京・南麻布の一等地に登記上の自宅はあるが、ひっそりと静まり返り、住人の気配はまったくなかった

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島田亨氏は人材サービス会社インテリジェンスの創業メンバーで、楽天イーグルスの元球団オーナー。現在は個人投資家として活動

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ライブドアの大株主だった榎本大輔氏。日本人初の民間宇宙旅行を計画したことで話題になった
PHOTO:共同通信社 時事通信社 結束武郎 濱崎慎治 加藤慶 等々力純生
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