小金井 アイドル刺傷逆恨み男「恐怖のストーカー体質」

ナイフで20ヵ所以上メッタ刺し!
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今年4月のライブ後、冨田さんは「見にきてくれてありがとう」とツイッターに投稿
 その日、ライブハウスが入居する東京・小金井の雑居ビル入り口付近に凄惨な光景が広がっていた。
「若い女のコが仰向けになって倒れていたんです。目をギュッとつぶり、血だらけで苦しそうな表情を浮かべていた。周りを救急隊員が取り囲み、緊迫した雰囲気でした。そこから2〜3m離れたところに、呆然と立ちすくむ大男がいた。男が着ていた緑色の服には、返り血がベットリ。目の焦点はあっていなくて、不気味なほど無表情でした。よく見ると、手がプルプル震えていた。あの情景は、いまでも目に焼きついています」
 5月21日、都内の大学生、冨田真由さん(20)が襲撃された事件の現場を目撃した男性はこう振り返る。
 冨田さんは過去に「シークレットガールズ」というグループに所属し、ここ2年ほどはシンガーソングライターとして活動していた元アイドル。容疑者の岩埼(いわざき)友宏(27)は、最寄りのJR武蔵小金井駅で冨田さんを待ち伏せし、声をかけて、刃渡り8㎝の折り畳みナイフで20ヵ所以上もメッタ刺しにした。5月25日現在、冨田さんは意識不明の状態が続いている。
 実は岩埼容疑者の奇行を、別の場所でも目撃していた人物がいる。下の写真を提供した男性は、こう証言する。
「2年ほど前、僕が通っていた都内のスナックにやって来たんです。『5000円しか持っていない』と、お茶やジュースばかり飲んでいた。誰と話すわけでもなく、ボーッと一点を見つめていました。口を開けば『役者を目指している』とポツリ。変なヤツだな、と思いました」
 どうやら岩埼容疑者はその店に働く女性のブログを見て、彼女に会いにきたようだった。男性が続ける。
「ゾッとするのは、その後です。彼は20時ごろに来店し、6時間近くいて深夜2時に店を出た。それからさらに2時間が経ったでしょうか、僕がタバコを買いに外に出たら、岩埼が店の前でジッと立っていたんです。女の子の仕事が終わるのを待っていたのかもしれません。彼は後日、血だらけの状態になってまた店にやってきました。近くの飲み屋で暴れたというようなことを話していた」
 今回の事件も、そんなストーカー体質の男が犯した凶行だった。
 岩埼容疑者は、2年前から冨田さんのファンだったという。ツイッターに好意的なコメントを寄せていた岩埼容疑者が豹変したのは、今年に入ってから。1月に冨田さんにプレゼントした腕時計を、ツイッターで「返せ」と要求。いざ送り返されると、今度は逆上し「お前それでも人間か」、「死ねばいい」とネット上で攻撃しはじめたのだ。
「警察の取り調べに対しても『彼女に腹が立っていた』と供述しています」(全国紙社会部記者)
 岩埼容疑者の出身地は群馬県伊勢崎市。防水加工業を営む両親の元に生まれ、中学では柔道部に所属していた。180㎝以上の体格を活かし、県大会で優勝するほどの選手だった。中学までの容疑者を知る住民は、近所ですれ違えば笑顔で挨拶する気さくな少年だったと語る。だが、高校進学を境に、大きく変貌していった。
「友宏くんはスポーツ推薦で県内の柔道強豪校に入学しました。ところが人間関係のトラブルがあったようで、早々に中退してしまった。その後、家業の手伝いをしていましたが長くは続かず、ひきこもりがちに。それから友宏くんを見かけなくなりましたが、ある時、彼の両親から『庭師の修業で京都に行った』と聞かされました」(知人)
 岩埼容疑者が暮らしていた京都のアパートの住民は、奇行ぶりをこう語る。
「以前、彼のポストに『他人の郵便物を見たり、とってゆくのは犯罪です』と殴り書きされた紙が貼られていたことがあった。他の住民によると、岩埼くんが自分で貼ったそうです。それに、ときどき彼の部屋から『ウオー!』という声が聞こえてきた。誰かと話しているというより、一人で叫んでいるようでした」
 事件前、冨田さんと母親は岩埼容疑者の言動に明らかな異常性を感じ、警察に相談していた。襲われる直前にも、110番通報している。本当に防ぎきれない事件だったのか。今後、警察の「不作為」が厳しく問われることになる。
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シンガーソングライターの一方、舞台女優としても活動していた冨田さん。写真は本人ブログより
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’14年ごろ、都内スナックで撮られた一枚。岩埼容疑者は焼酎「鏡月」を片手に上機嫌
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