優勝逃した稀勢の里 悔しき『BEGIN』熱唱!

白鵬に「横綱を倒すには
日ごろの行いが良くないと」
とダメ出しされて
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熱唱中の稀勢の里。今場所は12連勝しながら2連敗。「(全勝優勝した白鵬と)2つも離れているから話にならない」と悔しさをにじませた
「来場所こそはなんとか(白鵬を)倒して優勝をめざします!」
 大関・稀勢の里(29)が壇上で宣言すると、来場者からは「今度こそ頼むぞ!」と声援が飛んだ。大相撲夏場所の千秋楽(5月22日)後に千葉県市川市内のホテルで開かれた、田子ノ浦部屋の祝勝会。冒頭の宣言をした稀勢の里が約120人の来場者との記念撮影を終えると、司会者が「それでは大関に一曲歌っていただきましょう」と水を向けた。再び壇上にのぼった稀勢の里は、「ゴホン」とセキを一つして歌い始める。
「この島の空を〜♪ ボクはどれくらい知ってるんだろう〜♪♪」
 稀勢の里が熱唱したのはBEGINの「島人(しまんちゅ)ぬ宝」。歌い慣れているのか、ひじょうにうまい。
勝率7割超えなのに……
「『島人ぬ宝』は大関のオハコです。カラオケに行くたびに歌っているので、歌詞もすべて覚えているそうです。でも、祝勝会ではいつも以上に力が入っていた。優勝を逃した悔しい思いを歌にこめていたんでしょう。とくに全勝で迎えた13日目の白鵬との対戦に敗れたあとは『ア〜!』『クソ〜!!』と叫び声をあげ、記者の質問にも『見てのとおりです……』と言葉少なに答えただけですから。部屋に戻っても夜中までモノを蹴るような音がしていました」(部屋関係者)
 稀勢の里は同じく優勝を逃した’13年11月の九州場所以降、大好きな酒を極力控えている。稽古に身が入らないからと、他の力士とつるんで出かけることもなくバラエティ番組出演も自粛。大関在位27場所で、勝率は戦後の大関のなかでもっとも高い.701を誇る。だが優勝は一度もない。ここ一番でモロいのだ。
「『勝っていいんだよ』という感じだったんだけど、勝たなかったんだから何か足りないんだろう。横綱を倒すには日ごろの行いが良くないと」
 白鵬にここまでダメ出しされては稀勢の里も情けない思いだろうが、相撲評論家の中澤潔氏も辛辣だ。
「毎場所のように『今度こそ』と期待し、ガッカリさせられます。稽古は一所懸命ですが、部屋の格下力士とばかりやっているようではダメ。強い相手とやらないと横綱は倒せません。白鵬や日馬富士(はるまふじ)のもとに出稽古に行くぐらいの積極性と気持ちの強さがないと優勝はできない」
 常々「30歳までに横綱になる」と周囲に語っているという稀勢の里。7月の名古屋場所は、自身が節目とする30歳で迎えることになる。
PHOTO:蓮尾真司
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