逃げる、逃げる清原 「見たくなかった惨めな後ろ姿」

懲役2年6ヵ月、執行猶予4年。
判決は出たが、更生できるのか
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閉廷直後、複合施設の住居棟に入っていく清原。なかでは、弁護士らと今後の打ち合わせをしていたようだ
 東京・港区のホテルや飲食店などが入った大型複合施設の住居棟入り口前で、紺のスーツ姿の大男が車を降りた。
「清原さん!」
 そう呼びかけても、支援者らにつき添われた清原和博(48)は一度もこちらを振り返らず、身を隠すように建物の中へと駆け込んで行った。彼を長年追いかけてきた本誌が見たことがない、見たくない、惨めな「逃げる番長」だった。
 5月31日、覚せい剤取締法違反罪で起訴された清原に、懲役2年6ヵ月、執行猶予4年の判決が下された。
「妥当な判決です。執行猶予期間は初犯だと3年というケースが多いのですが、今回の場合は常習性が高く、再犯の恐れがあるので4年にしたのだと思います」(元東京地検特捜部の若狭勝弁護士)
 17日の初公判では父の洋文さん(78)の手紙が読み上げられ、情状証人として佐々木主浩(かづひろ)氏(48)も出廷。清原は涙を流して反省の言葉を繰り返した。この日も判決が言い渡されると、清原は傍聴席を振り返り「申し訳ありませんでした」と頭を下げた。
 公判での態度とは裏腹に、清原は逃げに逃げ続けている。3月の保釈時には警視庁から何十台ものバイク、車両を引き連れて約30㎞先の千葉の病院まで車を走らせた。数日後には極秘裏に転院したとの情報が流れ、姿を消した。初公判の日には地裁からコッソリ出るためにダミーの車を用意するほどの念の入れよう。そして判決のこの日も、清原を乗せたワンボックスカーは、東京地裁を出て、バイクや車両に追われながら疾走。複合施設の住居棟へと姿を消した。公の場で会見などを開こうという気がまるでないのだ。
「当初、判決後に清原が記者会見を行うという情報が流れました。ところが、弁護士サイドが難色を示したようで、実現しなかった。清原の精神状態がよくないということもあるようですが、一番の理由は記者会見を行うと本人がボロを出してしまうのでは、と恐れたようです。公判では『薬物の使用は球界引退後から』と主張しましたが、現役時代から使用していたという証言が複数存在している。ストーリーが崩れることを恐れているのでしょう」(全国紙記者)
 逃げ回る姿など見たくない。男らしく自分の口で語ってこそ、「番長」だろう。
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地裁から出て、報道陣を振り切ろうとする清原の車。すぐ後ろには十数台のバイク、その後ろに車両が続いた
PHOTO:竹本テツ子
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