小林麻央「海老蔵緊急会見」で伏せられた「本当の病状」

激動の1年8ヵ月

本誌カメラは「妻の異変」「家族愛」を見ていた!
妻が深刻な病に冒されたとき、あなたは支えられるか
小林麻央「海老蔵緊急会見」で伏せられた「本当の病状」 画像1
’15年7月末の夜、代官山を歩く海老蔵と麻央。いつものスリムなイメージの麻央とはまったく違う様子だった
「会見の2日ほど前から、市川家と近い関係者の間で、ある情報が流れました。それは、市川海老蔵さん(38)の妻である小林麻央さん(33)が乳がんを患っているというもの。さらに『「夏までもたない」と医者から告げられ、病院から自宅に戻ったようだ』というショッキングな情報だったため、それをキャッチした一部の芸能記者がウラ取りに走ったんです」(芸能関係者)
 6月9日、「成田屋」市川海老蔵が東銀座のホテルで緊急記者会見を開いた。そこで海老蔵は、「単刀直入に言うと、乳がんです」と麻央の病状を公表。1年8ヵ月前(’14年10月ごろ)に夫婦で受けた人間ドックがきっかけで発覚したと明かしたのは、周知のとおりだ。
 この会見から遡(さかのぼ)ること、約10ヵ月。本誌は彼女のある"異変"を目撃していた。’15年7月末の夜、二人が代官山を歩いていた。1枚目の写真はそのときのものだ。海老蔵は白のTシャツに黒の短パンというお気に入りのファッション。行きつけのカフェで飲み物を買い、周囲を散歩するという二人の"定番コース"。しかし、麻央は顔回りやお腹のあたりがふくらんでいて、いつもと様子が明らかに違う。これはがん治療の副作用だったのか。
 乳がん治療の第一人者『よしもとブレストクリニック』の吉本賢隆(まさたか)院長が話す。
「乳がんの薬物療法は大きく3つにわけられます。ホルモン療法、化学療法、分子標的療法です。がんの性質に応じてもっとも効果的な治療法を、単独あるいは複数を組み合わせて行います。それぞれの治療法には吐き気、倦怠感、発熱、むくみなど多くの副作用があります」
 さらに遡ること、約1年。’14年7月の夜、本誌はもうひとつの"異変"を目にしていた。この日は『七月大歌舞伎』の千秋楽であり、二人の4回目の結婚記念日。スーツ姿の海老蔵、着物姿の麻央は、代官山のイタリアンレストランで記念日の食事を楽しんでいた。麻央は一人でタクシーで自宅まで帰ったのだが、その間ずっと腰のあたりをさすっていた。着付けがキツく苦しかった……というレベルではない。ときに痛みに顔をゆがめながら、不自然なほど腰を押さえていたのである。この約2ヵ月後、麻央の病気が発覚した。
"極秘治療"が露見したワケ
 その日から、麻央を献身的に支える家族の姿を本誌は目撃している。今年1月、麻央の姉である小林麻耶(まや)(36)は世田谷区のスタジオでバラエティ番組の収録を終えたあと、海老蔵宅を訪問。2時間半ほど滞在したあと、誰かに見られるのを避けるように、足早に近くにある実家へと帰っていった。病気の発覚後、麻耶は実家に住み、看病の手伝いや二人の子どもの面倒を見るため、頻繁に海老蔵宅を訪問していた。5月19日、生放送中に倒れたのは、過労が原因だったという。
 一方の海老蔵。ここ1年ほど、自宅近くの公園で海老蔵が二人の子どもを連れて歩く様子が頻繁に目撃されている。多忙ななか、子どもの面倒を見て、病院を見舞った。習慣だった飲み歩きも、最近はパッタリやめているという。
「海老蔵さんは港区にある会員制社交クラブの常連で、2年ほど前まではそこのレストランにほぼ毎週来ていました。ところが、ここ1年ほどまったく姿を見なくなったんです。会員の間で『何かあったのか』と話題になっていたのですが、ニュースを見て合点がいきました」(同クラブ会員)
 激動の1年8ヵ月の間、麻央の病気はひた隠しにされてきた。30年にわたって海老蔵を取材している、芸能ジャーナリストの川内天子(かわちのりこ)氏が話す。
「地方の劇場関係者の間では『最近、地方公演に麻央さんが来ていない』とウワサにはなっていました。梨園の妻は公演の初日や楽日に顔を見せ、大事なご贔屓(ひいき)筋などに挨拶をすることが多いんです。ただ、それは必須というわけではありません。ここ2年ほど、市川家には襲名披露のような必ず妻が出席しなければいけないイベントがほとんどありませんでした。それで、発覚しなかったのではないでしょうか」
 では、なぜこのタイミングで急に麻央の病状が外部に流れたのか。
「麻央さんの病状は家族と松竹の一部の幹部を除き、梨園の人間ですらほとんど知らされていなかった。しかし、会見で海老蔵さんは『もう隠さなくていいという、ホッとする部分もある』と言うほど"極秘治療"を続けることで精神的に追い詰められていた。『海老蔵さんの身を案じた母の希実子さんが、近い人に相談したのではないか』という話が流れています」(前出・芸能関係者)
 麻央の病状が予断を許さないのは間違いない。海老蔵は会見で、現在、麻央は抗がん剤治療を受けており、その経過を見ながら手術を受ける方針だと明かした。病状は「比較的深刻」とし、ステージ(進行具合)は「ご理解ください」と伏せた。前出・吉本氏が語る。
「一般的に手術を視野に入れて、術前に抗がん剤治療を行うのは、進行を抑えて手術の安全性を高めるためか、温存手術の適応となる範囲までがんを小さくするのが目的です。そのため、術前に行う抗がん剤による治療期間は、長くても6ヵ月。それが、1年8ヵ月という長い期間、抗がん剤治療が続いているということは、特別の病状だということが考えられます」
 しかし、乳がんは「もっともよく治るがん」であることも事実である。吉本氏が続ける。
「乳がんは長期にわたってつき合っていかなければいけませんが、もっともよく治るがんです。それは、検診の普及で早期発見が増えたこともありますが、がんの性質に応じた治療法がたくさんあり、さらに新薬の開発が目覚ましいのです。『ハーセプチン』などの分子標的薬の開発によって一部のがんでは治癒率が大変向上しました。また『オプジーボ』という話題の新薬がある。この薬は悪性度が高く、進行の早い難治性のがんに効果が期待されています。難点は、乳がんには保険適用されないので、年間3000万円以上かかってしまうことです」
 会見で、海老蔵はまっすぐ前を向き、
「いつか、あの時間は大変だったけど、家族にとってはいい経験ができたという会話ができるように夢見ている」
 と語った。妻が深刻な病に冒されたとき、あなたは支えられるか。2人に1人ががんにかかる時代。これはすべての夫婦にふりかかる問題である。
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’14年7月の夜、代官山で海老蔵と食事をしたあと、家の近くでタクシーを降りる麻央。不自然なほど、ずっと腰のあたりをさすっていた
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上の写真の少し前、代官山の店の前でタクシーを待っているところ。人前では気が張っていたが…
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今年1月、海老蔵宅を出る麻耶。1年8ヵ月間、看病や家事のサポートに奔走してきた
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迎車のタクシーがやってくると、麻耶は人目を気にするように、急いで飛び乗っていた
PHOTO:山田宏次郎 佐藤裕之 島 颯太
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