お手柄!名古屋城 外来種捕獲作戦で「絶滅危惧種を大量発見!」

苦闘2時間、注目のアリゲーターガーは現れなかったが
ニホンスッポン
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体長35cmほど。普段は自分の体の色に似た水中のドロや草のなかでじっとしている。東京はもっとも危険な絶滅危惧1種認定
 名古屋城が怪魚に揺れている。本誌も報じた、子猫や鳥を水中に引きずり込んで食べてしまう獰猛な肉食魚、アリゲーターガーなどの目撃情報が相次いでいるのだ。
 名古屋市環境局や市民団体は、生態系の現状把握と危険な外来生物を駆除するため6月25日に外堀で大捕獲作戦を決行。約20人の調査員が2時間ほど苦闘した。
「残念ながらアリゲーターガーは捕まえられませんでしたが、絶滅危惧種のニホンイシガメやニホンスッポン、ニホンウナギなど希少な在来種を大量保護しました」(「なごや生物多様性センター」森山博光氏)
 だがお堀の生態系が想像以上に破壊されていることを裏づけるように、体長80ʘ近い肉食のライギョ複数匹やワニガメ、水中植物のオニバスを激減させたソウギョなども確認された。このままでは、在来種が駆逐されるのは時間の問題。市は今後も危険外来種の捕獲作戦を行う予定だ。

ニホンイシガメ
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体長25cmほど。オスよりメスのほうが大型。赤みを帯びた甲羅が特徴

ニホンウナギ
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国際自然保護連合が’14年に絶滅危惧種認定。夜行性で肌は黄ばんでいる

ライギョ
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本来は中国などに生息する淡水魚だが日本でも全国的に繁殖。大きいモノは1m以上になる
PHOTO:川柳まさ裕 丸山武久
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