チン切り男・小番一騎「それでも離婚しない」

懲役4年6ヵ月の実刑判決
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黒のスーツに身を包み、スニーカーと帽子も同じく黒。4月21日の保釈時と比べると、やや痩せた印象だ
――今の心境は。
「もういいです」
――実刑になる可能性が高いと言われていますが。
「…………」
――被害者に対するお気持ちを教えてください。
「…………」
――奥様との関係は、今後どうされるつもりですか。
「…………」
 7月5日、朝8時半。判決公判が開かれる東京地裁へと向かうため、都内の自宅を後にした小番一騎(こつがいいっき)被告(25)は、うつむきながら記者を無視し続け、足早に近くのバス停へ。バスを待つ間、ベンチに座って両手に持った2台の携帯電話を睨み続け、そのまま無言で都心方面へと向かった――。
 妻と不倫関係にあった男性弁護士の局部を枝切りバサミで切断し、傷害などの罪に問われていた元プロボクサーの小番被告に、この日、懲役4年6ヵ月の実刑判決がくだされた。
「動機に酌むべき事情はあるが、男性に回復不能の傷害を負わせた結果は重大」
 判決が言い渡されている間、小番被告は一切表情を変えることなく、裁判官の言葉に聞き入っていた。
「小番の弁護側は、『被告は妻が無理やり関係を迫られたと思い込んでいた』として情状酌量を求めていましたが、裁判官はそれを考慮した上で今回の判決を書いた。今後、小番が控訴するかは不明ですが、仮に控訴しても、執行猶予を勝ち取るのは難しいでしょう」(全国紙司法担当記者)
 小番被告の妻は、合意の上で弁護士と関係を持ったにもかかわらず、「強姦された」と嘘をついていた。
 今年4月、保釈申請が認められて東京拘置所を出所した小番被告は、『週刊現代』のインタビューに対してこう語っている。
「(いまの願いは)とにかく妻ともう一度一緒に暮らしたい。それだけです。普通に考えれば、皆さんは『離婚だろう』と思うかもしれません。でも、その予定はまったくありません。(裁判でも)『離婚する予定はあるか』と聞かれましたが、なぜそんなことを聞くのか理解できなかった」
 だが、その一方で妻は、検察の事情聴取に対し、
〈実家にいるのが窮屈で逃げたかった。「結婚なんて紙っぺら一枚だ」と思い、深く考えなかった。だが、見込みが甘かった。一騎は収入がなく、ケンカになった。猫を飼っていたが、あるときから夫もペットと同じと思えば腹が立たないようになってきた〉
 と、はじめから結婚生活が形式的なものだったことをほのめかす供述をしている。
 控訴するにせよ、収監されるにせよ、小番被告と妻は今後の夫婦関係について、もう一度正面から見つめ直す必要がありそうだ。
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バス停のベンチに座っている間、左手に持ったスマホの画面を、なぜか右手のガラケーで何度も撮影していた
PHOTO:田中 俊勝
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