地上300m東京タワー「命がけの電球交換」に密着!

夏用照明への
衣替えは、
見るだけで
「涼しくなる」?
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ケーブルに繋げられた袋で運ばれた電球が、掛け声とともに手渡される。もっとも緊張する瞬間だ
 七夕にふさわしい梅雨晴れの東京。地上300mの剥き出しの鉄骨の上では、ライトアップ用電球の交換作業の真っ最中だった。
 東京タワーの電飾は2種類ある。一つはダイヤモンドヴェールと呼ばれるライト。7色の光に変換できるもので交換は不要。もう一つは、単色で東京タワーそのものを浮かび上がらせる180灯のランドマークライト。今回交換するこちらは、冬と夏に衣替えのように全電球を交換しているというのだ。
「冬は温かみのあるオレンジ系で夏は涼しげな白系の電球にしています」(日本電波塔・澤田氏)
 細やかな心遣いではないか。
 作業は7月7日の午前8時から、20人の作業員2人一組で行われた。
 すべての工具は落下防止のため作業員のベルトにワイヤーで繋がれている。万が一にも落下させれば大惨事になりかねないからだ。しかし、電球だけは交換の間、作業員の手の上で剥き出しの状態になる。
「はい渡します」
「はい受け取りました」
 狭い鉄骨の上、命綱一本で繋がれた男たちが声を掛け合い、作業は進んでいく。
 季節への感性とそれを支える無骨な職人魂。東京タワーには「日本の心」が灯っている。
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現在、大展望台でプロジェクションマッピングを開催中。窓の外に花火があがっているかのような「バーチャル花火大会」が楽しめる
PHOTO:スエイシナオヨシ
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