小池百合子都知事「成功への道」これが原点だ

絶版本を入手!
「トルコ風呂改名キャンペーンは私がやりました」???
image
9月4日、練馬区の自宅前で小池氏を直撃取材。防災訓練の視察に向かう前ということで、防災服姿だった
――小池さん、こちらの『おんなの人脈づくり』についてなんですが……。
 9月4日、都内で行われる総合防災訓練に向かおうとする小池百合子都知事(64)を自宅前で直撃した。本誌記者が赤い表紙の本を見せると、小池氏は一瞬ぎょっとしたように目を見開いた。しかし、すぐに〝小池スマイル〟を浮かべ、
「ありがとうございます」
 と会釈。SPにガードされながら車に乗り込み、走り去っていった。
 小池氏が驚いたのにはワケがある。本誌記者が見せたのは、’85年に小池氏が上梓した『おんなの人脈づくり サクセスウーマンへのPASSPORT』(太陽企画出版)という本。現在は絶版になっている、この「幻の著作」を本誌は入手した。
『おんなの人脈づくり』は、小池氏が『竹村健一の世相講談』(日本テレビ系)のアシスタントキャスターを務めていたときに出したモノ。キャスターとして「のべ1400人の方にお会い」し、「約4000人の名刺がファイルに収められている」という小池氏がまとめた「女性による女性のための人脈づくりの本」だという。「名刺でアピールしよう」「年賀状をきちんと送ろう」「礼状はその日のうちに」など、21個の『VISA(査証のこと)』を紹介している。だが、内容よりも「成功」「サクセス」「次の扉を開ける」などの言葉が目につく。
 そんななかでも目をひくのが、「私ひとりでやりました」と言わんばかりの「『トルコ』風呂キャンペーン顚末記」だ。’84年に新聞に載っていた、「トルコ風呂」(現・ソープランド)の名称に傷ついたというトルコ人青年の投稿を読んだ小池氏は「あっ、これだ!」と心の中で叫び、すぐに彼にコンタクト。『VISA21』で構築した政界、メディア業界の人間に働きかけた。所管する厚生省(現・厚労省)に乗り込む際には、事前にマスコミに根回しをし、巻物状の「直訴状」を持参するというパフォーマンスまで披露したという。
「この本からは、彼女の『一介のキャスターでは終わらない』という強い上昇志向を感じます。それと、小池氏は現在、都議会のドンと言われる内田茂氏(77)を〝敵〟にして、支持を広げています。このトルコ風呂の件も厚生省という明確なターゲットを作るという点で同じでしょう。彼女は、小泉純一郎元首相が『抵抗勢力』という〝敵〟を作り、劇場型で支持を広げていったやり方から影響を受けたと言われてきましたが、この手法は彼女が元々持っていたものだったのかもしれません。この本は彼女の上昇志向や人間性が表れている〝原点〟と言えると思います」(政治評論家・浅川博忠氏)
 トルコ風呂という名称が姿を消し、ソープランドと名を変えたのはご存じの通り。大モメが続く築地移転問題、そして都議会との対立も、彼女は人脈をフル活用し、完全勝利を果たすのか。
小池百合子都知事「成功への道」これが原点だ 画像1
「現代社会のエネルギー源」だという人脈の獲得術を紹介した本。表紙のデザインはパスポートを模している
PHOTO:濱﨑慎治
あなたにオススメ

FRIDAYダイナマイト

5月2日発売
fridayダイナマイト

FRIDAY写真集

電子写真集