シリーズ 有名人たちのもう一つの顔「私、マニアです」第19回 アイスマン福留(タレント)

アイスのパッケージ集め
「集めた袋や箱は5000点、倉庫で保管しています」
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「6年ほど前のこと。久しぶりに『チョコモナカジャンボ』を食べて、ビックリしました。昔食べたものより、ずっと美味しくなっていたんです。モナカがサクサクでね。不思議に思って森永製菓に問い合わせると、担当者が『鮮度を保つために製造から5日以内にコンビニに届けるようにしている』と言うんです。奥が深いなと感心しました」
 タレントのアイスマン福留(43)は、流通しているアイスをすべて食べている。’10年から1日最低3食。ネットなどで検索し、年間に発売される約1000種類の新商品を網羅(もうら)しているのだ。
「コンビニ業界の慣例として、毎週火曜日は店頭に新作アイスが並ぶ日です。新作は多い週で20種類ほどあります。店舗によって新作が置いていないこともあるので、最低8店は回らないと全種類を食べられない。ボクは容器も集めているため、同じ商品でもパッケージデザインが違えば買います。容器をキズつけないように、慎重に開けてね。カップなら食べ終わった後に洗剤で軽く洗い、乾かしてからビニール袋に入れて保存します」
 アイスの購入費用は、月に少なくとも3万円になる。
「諸経費を含めると一体いくらになるか。集めたパッケージを保管するために、倉庫を月3万円で借りていますしね。5000点以上あるので、家に置ききれないんです。アイスは入れ替わりが激しくて、5年後に残っている商品はほとんどない。『ラーメンアイス』(製造中止)のカップなんて、メーカーさんも持っていない代物ですよ」
 アイス探しは都内にとどまらない。
「ご当地アイスは面白いですよ。長崎県のニューヨーク堂で販売している『長崎カステラアイス』、高知県の安芸ふぁーむの『焼きナスアイス』など、地元の特産品をいかした変わり種が多いんです。先日、北海道に行ったときなんか、メロン系のアイスが30種類もあり、もちろん全部買いました。その場では食べきれず、ドライアイスを購入し東京まで持ち帰りましたが」
 アイス漬けの生活だが、お腹を壊したりはしないのだろうか。
「ほぼ毎日トイレに駆け込んでいます(笑)。昔からお腹が弱くて、特に冷たいものと乳製品がダメなんです。でも体は受けつけなくても、アイスはやめられない。口の中に入れて溶けてなくなる感覚に、儚さを感じるんです」
 夢はアイス博物館を作ることだ。

PROFILE
あいすまん・ふくどめ ’73年、東京都生まれ。倉庫作業員、運転手、システムエンジニアなどを経て’05年に独立。コンビニアイス評論家として『アッコにおまかせ!』『マツコの知らない世界』(TBS)などに出演。著書に『日本懐かしアイス大全』(辰巳出版)などがある
PHOTO:小松寛之
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