秋の合併号スペシャル企画 日本中を騒がせた!事件な男と女の「その後」阪神 金本知憲

「今季終了」でゴルフ練習に没頭中
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1階奥の打席には黒い仕切りがあり、他の打席から見えないようになっている
 小気味いい音とともに鋭い打球がネットを揺らす。兵庫県西宮市内のゴルフ練習場で、真剣な眼差しで球の弾道を追うのは、阪神タイガースの金本知憲(48)監督だ。現役通算2539安打を誇る"アニキ"だけあって、プロ並みの打球がネットに突き刺さっていた。ただ、少し違和感を感じるのは、野球では左打ちの金本監督が、右打席で打っているからか。
 9月中旬のこの日、阪神タイガースは移動日だった。金本監督は、前日まで神宮でヤクルトと戦っていたが、朝の飛行機で帰阪。ここ数年ハマっているというゴルフで息抜きをしていた。思えば、監督就任1年目の今年、"アニキ"にとっては散々の年だった。
「試合を決定づける場面での初歩的なエラーが多く、藤浪(晋太郎・22)、能見(篤史・37)という左右の両エースは絶不調。若手を登用する思い切った采配をしたが、活躍できたのは髙山(俊・23)と原口(文仁・24)くらい。それに加え、フロント主導のちぐはぐな助っ人獲得にかなり悩んでいたようです。椅子を蹴っ飛ばして怒りを露にするのも仕方ない状態でした」(スポーツ紙阪神担当記者)
 結果、9月13日時点で、56勝73敗3分け。監督1年目は静かに終わりそうだ。とはいえ、この時期、暢気にゴルフの練習をしている場合なのか? 元ヤクルトスワローズ編成部長・片岡宏雄氏が語る。
「ペナントレースも終盤になると、来季構想を練るのが首脳陣の一番の仕事です。ドラフトの開催も早くなっていますし、FAで誰を取るか、トレードの可能性は、と考えることは尽きません」
 阪神は、8月27日に金本監督も参加した来季の編成会議を行った。しかし、それから2週間ほとんど具体的な話は漏れてこない。元阪神監督岡田彰布氏は金本阪神にこう苦言を呈す。
「若手に経験を積ますのはええけど、勝ちにつながらんとあかんのちゃう。今年の監督は、指導者の経験が無かったことを差し引いても、及第点とは言えないな」
 金本監督の2年目に求められるのは、アイアンの腕前ではなく、強いリーダーシップなのは言うまでもない。
PHOTO:田中俊勝
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