「所得税を18年間不払い」トランプの醜い言い訳

NYタイムズが 納税記録を入手
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トランプ氏の支持者で、元ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニ氏は「彼は天才だ」と絶賛しているが、国民の理解は得られないだろう
 残り1ヵ月となった米大統領選で、ドナルド・トランプ氏(70)に痛撃を与える爆弾級のスキャンダルが発覚した。
 9月23日、NYタイムズのローカルニュース担当記者、スザンヌ・クレイグ氏の元に匿名の手紙が届いた。「トランプ・オーガニゼーション」の封筒の中に入っていたのは、トランプ氏の’95年の所得税申告書のコピー。クレイグ氏らは作成にかかわった公認会計士に書類が本物であることを確認。1週間後に電子版でスクープした。
 書類によれば、トランプ氏は’95年に9億1600万㌦(928億円)の損失を申告、18年間にわたり合法的に連邦所得税の納付を免れていたという。トランプ氏側はNYタイムズの報道内容を否定せず、10月3日、コロラド州の演説会で、
「私は誰よりも税法を熟知し、経営者として合法的にうまく利用してきた。だからこそ(税制を)直せるんだ」
 と苦しい言い訳をした。トランプ氏の「身内」から裏切り者が出て、NYタイムズに情報提供した可能性が高い。
 10月9日には2回目の討論会が開催されるが、ヒラリー・クリントン氏(68)がこの問題を厳しく追及するのは確実だ。
「1回目のテレビ討論会では、トランプは少し大人しかったので、2回目はかなり激しい言い争いが繰り広げられると予想されます」(大統領選を取材するジャーナリストの堀田佳男氏)
 健康不安のヒラリーと、税逃れのトランプの泥仕合の様相を呈してきた。
PHOTO:AP/アフロ
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