ロッテ・スキャンダルの核心「創業者の愛人」日本潜伏中!

千代田区内の超一等地に建つ5億円マンションを現金で購入
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次男の昭夫氏は数度にわたって聴取を受けた
 ロッテ百貨店、ロッテホテル、ロッテワールドから損害保険、レンタカー、カード会社まで。韓国第5位の巨大財閥に成長したロッテグループの創業一族に、韓国検察の捜査のメスが入っている。
「創業者の重光武雄氏(94)、長男の宏之氏(62)、長女の辛英子(シンヨンジャ)氏(73)、次男の昭夫氏(61)ら重光家の面々に背任や脱税の疑いが持たれていますが、なかでも注目されているのが、重光武雄氏の長年の愛人で内縁関係の徐敬(ソミギョン)氏(57)と、その一人娘の辛由美氏(33)です。
 韓国各地のロッテ百貨店に入っているビビンバ専門店チェーン『ユギョン』や冷麺専門店『ユウォンジョン』、『マーガレット』というカフェチェーンは、徐母子が経営していた。今回の事件を契機に、これらのレストランは撤退することが決まっています」(韓国紙記者)
 在日韓国人として1948年にロッテを創業した天才経営者・重光武雄氏は、’76年に「ミス・ロッテ」1位となった徐美敬さんに入れ込み、日本に住まわせるようになった。ほどなく由美さんが生まれ、武雄氏は実子として認知。母子を溺愛し、物心両面で支え続けた。
「武雄氏は、二人にロッテ(当時、現ロッテホールディングス)の株式8%近くを与えただけでなく、テナントの経営権も与え、韓国・ソウルに豪邸も用意した。武雄氏には辛初子さん(89)という夫人がいますが、妻の目を盗んで徐さんのもとに通っていたのです」(元ロッテ幹部)
 今回の捜査では、こうした株式や利権の贈与の過程で脱税や背任があったという容疑が持たれている。徐さん母子の存在は、ロッテ疑惑の「核心」なのだ。
200億円資産を差し押さえ
 本誌は、徐さん母子が実質的に所有するシンガポールと香港のペーパーカンパニーの存在を掴んだ。
 シンガポールに登記されている会社は、母子の名前の韓国語読みを組み合わせて社名とし、さらにこの会社の全株式を、香港に設立したC社が保有している。
 C社の株主として登場するのが、徐さん母子。つまり、シンガポールと香港という、租税回避地の2社を媒介して、巨大なロッテ財閥の株を保有する巧妙なスキームを組んでいる。
「母子には、財務や税金について相談する優秀なアドバイザーがいるようです。ロッテHD株の配当だけでなく、経営していた店舗の売り上げで、かなりの収入があった。母子はソウルの豪邸だけでなく東京の都心にも超高級マンションを購入しています」(前出・元ロッテ幹部)
 徐さん母子は捜査の渦中にもかかわらず数ヵ月前に韓国を出国、日本国内に「潜伏」しているという。韓国の検察の出頭要請に応じないため、パスポートを無効とする措置がとられ、徐さんが韓国内に所有する200億円とも言われる資産が差し押さえられた。
 本誌は徐さん母子が約10年前に購入したマンションを何度か訪ねたが、部屋の明かりはついているもののインターホンに応答はなかった。
 このマンションは皇居にほど近い千代田区内の超一等地にあり、母の徐さんは185㎡もある部屋を所有、娘の由美さんも隣室の約80㎡の部屋を所有している。
 最近でも一部屋5億円前後で取り引きされている物件だが、登記上負債はなく、母子の凄まじい資金力を窺わせる。
 今後のロッテ捜査の進展について、前出の韓国紙記者はこう話す。
「長男の宏之氏と次男の昭夫氏は日本生まれで、韓国語は流暢でない。しかし昭夫氏は世間の目を意識して、昨年8月の会見で韓国語を話したんです。記者からロッテは日本の企業か、と聞かれて、『韓国企業です。売り上げの95%が韓国でのものです』と答えた。しかし韓国メディアや世論は、昭夫氏の韓国語が日本語なまりだったことや、宏之氏が父の武雄氏を『お父さん』と日本語で呼んだことをバッシングした。『彼らは国籍が韓国というだけ』と書いた新聞もありました。韓国検察がロッテ追及に熱心なのは、そうした世論を意識している」
 9月29日、ソウル中央地裁は昭夫氏に対する逮捕状請求を棄却したが、韓国検察は関係者の聴取を続けており、起訴は確実と見られている。
 宏之氏と昭夫氏の「兄弟ゲンカ」に端を発したロッテのお家騒動は、反日感情も絡み、重大局面に発展した。
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重光武雄氏の車椅子を押す長男の宏之氏。ロッテ創業者の武雄氏は検察の出頭要請を高齢を理由に拒否し続けている。
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ソウルの自宅から外出する徐美敬さん。運転手付きの車で移動し、公の場に姿を現すことはほとんどなかった
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ミス・ロッテ第1位となり、デビューした直後の徐美敬さん。日本での芸能活動を模索していた時期もあった
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徐さん母子が2部屋を所有する千代田区内の超高級マンション。日本では主にここに居住しているようだ
PHOTO:THEFACT(徐氏) AFLO
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