高射砲で人間ミンチ!金正恩が党幹部を公開処刑

実は核開発は思うように進まず、イライラは募る一方のようだ
高射砲で人間ミンチ!金正恩が党幹部を公開処刑 画像1
玄氏の処刑を撮影したとされる画像。裁判も行われないまま、逮捕3日後に一方的に反逆罪を適用され殺害された
処刑は昨年4月下旬、平壌近くにある姜健(カンゴン)総合軍官学校の射撃場で行われた
〈金正恩(キムジョンウン)氏が残忍な粛清を続ける理由の大半は、「無視されたから」だった。忠誠心の表し方が中途半端だったり、傲慢な態度をとると、28歳で権力を握った正恩氏の自尊心を刺激するようだ〉
 10月19日、韓国の国家情報院は、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長(32)が大規模な粛清を再開したと発表した。今年9月までに公開処刑されたのは64人。’11年12月に正恩氏が政権のトップについて以来、朝鮮労働党の幹部だけで、100人以上が処刑されたという。
 執行方法も残酷だ。上は中国紙『チャイナデイリー』に掲載された、玄永哲(ヒョンヨンチョル)・人民武力部長の処刑映像とされる画像。玄氏は朝鮮人民軍のナンバー2だ。それほどの高官が「軍の行事中に居眠りをした」というだけで、ZPU-4対空砲という高射砲で、家族全員の前で木っ端みじんにされたというのだ。デイリーNKジャパンの編集長・高英起(コウヨンギ)氏が語る。
「北朝鮮では祖父の金日成(キムイルソン)氏、父の正日(ジョンイル)氏のころから公開処刑は行われていましたが、正恩氏は残忍です。側近でも、次は自分の番かとビクビクしています」
 処刑されるのは高官だけではない。庶民も犠牲となっている。高氏が続ける。
「正恩氏は、外国からの情報流入に過敏になっています。庶民でも韓国のドラマを見ていたり、LINEをやっているというだけで殺されてしまうんです」
 今年、韓国に脱北した男性が語る。
「罪を犯した人間は手足を縛られ、住民たちの前に立たされます。そして『私は唾棄(だき)すべき敵国のドラマを見ました』と、罪状を告白させられる。住民たちは『非国民め!』と叫びながら、石を投げつけます。罪人は無数の石に痛めつけられ、苦しみながら死ぬのです。顔が崩れ肌は裂け、遺体は原形をとどめない状態になります。住民も石を投げることを拒否すれば、強制収容所に送られてしまいます」
 前出の高氏は、粛清は金正恩氏の焦りの現れだと推測する。
「北朝鮮は、国際社会から完全に孤立しています。存在感を示すために、核開発を進めているんです。しかし開発は、思うように進んでいません。国民への見せしめとして、責任を押しつけられ処刑される高官も多い。正恩氏は、『米国や韓国と通じた裏切り者が自分を暗殺するのではないか』と疑心暗鬼になっています。残忍な処刑のウラには、正恩氏の不安定な精神状態があるんです」
 韓国国家情報院によると、独裁者の恐怖政治により、今年は昨年に比べ脱北者が2割も増加しているという。
高射砲で人間ミンチ!金正恩が党幹部を公開処刑 画像2
昨年2月16日、故正日氏の生誕記念日「光明星節」に撮影された写真。左が正恩氏、右が玄氏
PHOTO:共同通信社
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