風俗で人生を逆転させた「貧困女子たち」

働きづめで18万円の給料じゃ、〝負のスパイラル〟から抜け出せない

アキさん 30歳
(ブライダル専門ヘアメイク)
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「私、人から向いてると言われたら即決なんです。会社選びも風俗も『向いているんじゃない』と言われたから。プレイもMなんですよね」と微笑んだ
 ワーキングプアすれすれで、貯金ゼロ。将来の不安は増すばかり……そんな女性が人生をリセットするために風俗の世界に飛び込んだ!! 彼女たちはそこで何を得、何を失ったのか、本音を聞いてみた。
2000万円貯めたい
「20代は稼げない仕事をずっとやってたので、いま時間とおカネに余裕ができてようやく自分のために生きてる感じです」
 こう語るのは、吉田羊似のスレンダー美女アキさん。本業はブライダル専門のヘアメイクだが、デリヘルでも働いている。
「専門学校を出てから化粧品販売店を経て有名美容室のヘアメイク部員として働きました。その間ずっと手取りは18万円前後。実家におカネがあったので、学生のころはブランドものの服やバッグを持っていたんですが、会社員時代はそれを売ってやりくりしていました。もちろん飲み会は理由をつけて断ってました。友だちの結婚式のご祝儀は、一人一人の負担を減らそうと『みんなで』ってことにしたんですけどそれでも7千円、つらかったですね」
 専門学校の奨学金返済もあり、フリーで活躍していた先輩に誘われて、28歳で独立すると同時に風俗も始めることにした。
 彼女が所属しているデリヘルのシステムはこうだ。受付のある店舗に待機していて、指名が入ったら一緒に近くのホテルに行く。基本料金は1時間2万円だ。
「最初は1日3時間の出勤で週1〜2回ペースだったんです。でもお客さんがついて人気が出る流れが美容院と同じだなと気がついてから、やる気に火がつきました。お店のHPに積極的に日記を書いて、お客さんに名刺を渡すことからはじめました。それからHPのアクセス数をチェックして、多い日に出勤。接客したお客さんのプレイ時間と内容を記録して、次に来た日とプレイ時間も加えて表にすると、接客したお客さんの定着率とプレイの方向性がわかるんです」
 フリーランスのヘアメイクと風俗は時間のやりくりとしてもベストだという。
「この1年は、週4日、21時〜24時を風俗、土日どちらかと平日1日でヘアメイクの仕事をしています。最近は、美容室に頼まれて美容部員の教育や化粧品の商品開発も手伝っていますが、それは収入というより人脈づくりに役立っていますね」
 貯金をして、将来は何をするのだろう?
「35歳までに2000万円貯めてアメリカに移住して働こうと思っています。もし気が変わったら、その時は着付けを覚えようかな。先生になれば70歳、80歳になっても土日働くだけで食べていけるんですよ! でもやりはじめたら、お客さんを増やす方法を考えてしまいそう(笑)」
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いままでのアパート暮らしからマンションへ。スーパーで、見切り品ではなく好きなものが買えるようになった。そして貯金はなんと月35万円! 「通帳を眺めて、昔の自分に貢いでる気分になって幸せです」

ユキさん 30歳
(エステティシャン)
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「1回で100万円のチップをもらったこともありますが、私としては普通では知り合えない男性とお話をできることが一番楽しいですね」後ろめたさはないとのこと
女でいるための仕事
「本職はエステです。エステも風俗も〝気持ちよくしてあげる〟という意味では同じこと。違いはお口でサービスができるかどうか。たったそれだけの違いで給料がぜんぜん違うんですよね。短時間で高所得。最高の仕事でした」
 色白の肌に厚めの唇、大きなバストが魅力的なユキさんは、地元の高校を卒業後、建築会社に就職するが、「女性を美しくする仕事がしたい」とエステティシャンになることを決意し、25歳で転職。同時に結婚の予定だったが、相手の男性には妻子がいた……。すでに身ごもっていた彼女は転職1年後にシングルマザーになった。
「エステ店では、そもそも手取りが約15万円でしたが、育児休業中はほとんどおカネが出ませんでした。建築会社時代からの貯金もなくなり、ちょっとだけ、ちょっとだけと消費者金融からおカネを借りてしまったのです」
 復帰後、赤ん坊を抱えながらのエステでの長時間勤務は実家暮らしとはいえ、過酷だった。
「消費者金融への返済もあり、月末はパニックでした。そんな時先輩からデリヘルのバイトを紹介してもらったんです。短時間で稼げる風俗以外、育児をする身には他に選択肢はありませんでした」
 風俗を経験したことで収入と同様に大きく変わったことがあるという。
「自分が女であることをより意識するようになったんです。男性から指名を取るためには、魅力的であり続けなければいけませんよね。以前は生活と借金に追われて自分の見た目は二の次でした。でも、私がキレイでいようと努力するとエステのお客さんも増え始めたんです。人生が上向きになりました」
 子どもに自分の副業がバレることは怖くないのかと聞くと、
「それは仕方ないと思ってます。私には私の、彼女には彼女の人生がありますから。子どもは大切ですが、女であることも諦めたくないんです」
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風俗を始めるまでは実家暮らしだったので家賃はかからず、光熱費も1万円だけ支払っていた。いまは1LDKに娘と二人暮らし。「月に一度おめかしして娘と一緒に外食に出かけるのが楽しみ」という
PHOTO:會田 園
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