廃棄カツ横流し主犯 みのりフーズの懺悔「仕事もなく困っています」

やっと初公判、
事件現場は
いまだガラクタの山
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みのりフーズの倉庫。人気もなく、「立入禁止」の札がつけられている
「ホント、悪いことをしたという気持ちしかありません。(産廃処理業者の)ダイコーさんが(廃棄商品を)くれたので、もらって食べていた。それでも食べきれないので知り合いに売った。それが始まりでした。反省しています。いまは廃業状態で仕事もなく困っています」
『CoCo壱番屋』を展開する壱番屋から廃棄委託された冷凍ビーフカツが横流しされた事件。主犯である『みのりフーズ』の実質的経営者、岡田正男被告(79)は本誌の取材にこう答えた。
 10月31日に名古屋地裁で開かれた初公判では、起訴内容を認めた。かつては廃棄食品がギッシリ積まれていた倉庫には埃(ほこり)を被(かぶ)った商品ケースなどガラクタが山積みだ。しかし、反省を口にする一方で、岡田被告はこう漏(も)らした。
「私たちだけでなく、横流しはいままでにいくらでもあった。ワケあり食品は特別なルートで出回っていたが、いまはどのブローカーも撤退しているようです。でも、大手スーパーには198円の弁当が売られているが、当然、あれはワケあり品の食材がなくてはできない価格です。まともに仕入れて、どうやって作れるのか? いまの私は収入がないので、こういう安い弁当を買って凌(しの)いでいます」
 現在、みのりフーズ、ダイコーは廃業状態。横流しの代償は大きかった。
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今年1月、メディアの取材に答える岡田氏。ビーフカツのほかに、味噌などの商品の横流しも発覚した
PHOTO:川柳まさ裕
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