スゴすぎ!君は「昆虫千手観音」を見たか!

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群馬の兼業農家が2万匹以上使って5年がかりで完成
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公民館で公開されている千手観音。カブトムシ、タマムシ、カナブン、セミなど、様々な昆虫が使われている
「どうしてもムシすることができず来ちゃいましたが……、これは本当に圧巻ですね!」(他県から見物にきた男性)
 群馬・板倉町の町中央公民館を訪れる人が急増している。お目当ては、ここに展示されている高さ150cmの千手観音像。なんと、すべてホンモノの昆虫を使って作られたものだという。その数、実に2万匹以上! 昨年、著名なアートディレクターが企画展で紹介したところ、ネットを中心に注目され、鑑賞ツアーも組まれるようになった。
 この像を作ったのは、同町に住む稲村米治(いなむらよねじ)さん(97)。そもそもは、鉄道会社に勤めながら兼業農家を営む、創作とはいっさい縁のない生活だった。
「まだ息子が小学生だったころ、昆虫採集と標本作りを手伝ううち、立体的な人形の形にするということを思いつきまして。像を二つ制作しました。さらに、観音にすれば昆虫の供養にもなるかと考え、寝食を忘れて没頭し、これを5年がかりで完成させたんです。それが約40年前のことですね。付近の環境の変化で昆虫が減少したこともあって、これが最後の作品となりました」(稲村さん)
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冠の中央にあるのはカミキリムシのサナギ。採集が難しく、かなり貴重なものらしい
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手に主に用いられるのはクワガタ。「ハサミの形が観音の指に似ている」と思いついたという
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※本誌未公開写真
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PHOTO:小松寛之
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