1.20発足 トランプ王朝のヤバすぎる面々

長女・イヴァンカも長男も娘婿も入閣予定、極右男に名物女性議員も…
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切り落とした象のしっぽを掲げるトランプ・ジュニア氏。この他にも、ワニを木から吊るした残酷写真も出回っている
 全世界をあっと言わせる大逆転で当選を果たしたドナルド・トランプ次期大統領(70)は、来年1月20日の政権発足に向けて準備を進めている。その第1弾として11月13日、「首席戦略官兼上級顧問にスティーブン・バノン氏(62)を起用する」と発表し、波紋が広がっている。
「バノンはタカ派ニュースサイトの創設者で、『全米一危険な極右男』と呼ばれる人物。娘をロサンゼルスのあるエリート学校に入学させようとした妻に、『ユダヤ人が多い学校には行かせん』と語ったエピソードは有名だ。トランプは今後も、閣僚人事で自分の『身内』を次々と起用していくだろう」(『ローリングストーン』誌記者のテッサ・スチュアート氏)
 その他の閣僚候補は、韓国と北朝鮮を間違えて「米国は北朝鮮を支持するべき」と語り、「地球温暖化は作り話」と公言したサラ・ペイリン元アラスカ州知事(52)、ニューヨーク市長時代に不倫相手と公費で旅行した疑惑を持たれているルドルフ・ジュリアーニ氏(72)といった面々。それぞれ、エネルギー省長官、司法省長官への起用が有力視されている。トランプ氏はさらに「ヤバすぎる面々」を重要ポストに起用していく見込みだ。
「トランスジェンダーの人々を『馬鹿』と断じ、『レイプによって妊娠した場合でも法律によって堕胎は禁じるべき』とする元神経外科医のベン・カーソン(65)は、教育省か保健福祉省の長官になるだろう。オバマ政権時代のISへの対応に批判的で、『地上戦による撲滅』を強硬に主張する過激派、マイケル・フリン元国防情報局長(58)は、国防長官の最有力候補だ」(前出・スチュアート氏)
 トランプ氏は彼らのような側近だけでなく、自身の家族も「入閣」させるという。その筆頭はもちろん、「彼女はパーフェクトだ」とことあるごとに自慢している長女・イヴァンカ氏(35)である。
「あの美貌は米国でも大人気なため、メディアの矢面に立つホワイトハウス報道官に就任すると言われている。『日本人はブロンド美女が好きらしいから、イヴァンカで骨抜きにできる』とも言っているようで、駐日大使になるという噂もあります」(『アメリカはなぜトランプを選んだか』著者・開高一希氏)
 ただ、イヴァンカ氏が設立したファッションブランドはほとんどの商品を国外で作っており、保護主義を標榜するトランプ氏の娘としては首尾一貫しない。
 イヴァンカ氏の兄であるドナルド・トランプ・ジュニア氏(38)は、内務省長官候補と目されている。だが、彼の性格もまた、問題視されている。
「『アウトドアという米国の素晴らしい伝統を守りたい』との信条を持っており、自他共に認める銃所持賛成者。’11年にジンバブエに行った際には、レイヨウやジャコウネコ、クロコダイルなど絶滅の危機にある動物をハンティングし、そのグロテスクな写真も出回ったため、動物愛護団体から批判を受けている」(前出・スチュアート氏)
 トランプ氏はマイク・ペンス次期副大統領(57)やイヴァンカ氏をメンバーとした「政権移行チーム」を11月11日に発足させ、閣僚選定を任せているが、彼らが作った「候補者リスト」に、「最重要人物」として欄外に名前が記されているトランプファミリーがいる。
 イヴァンカ氏の夫、ジャレッド・クシュナー氏(35)。不動産会社「クシュナー・カンパニーズ」のオーナーで、ニューヨーク五番街の高層ビル一棟を米国史上最高の18億㌦(約1800億円)で購入して話題を呼んだ大富豪だ。
「大統領選期間中、トランプ氏が自室に招き入れ、愚痴をこぼす相手はクシュナー氏だけだった。ユダヤ系の人脈に強く、票集めに多大な貢献をしたとされています。トランプ氏からの信頼は絶大で、国務長官候補とも言われているが、あえて表に出さないように大統領次席補佐官になるかもしれない。いずれにせよ、政権運営の要の役割を託されるのは間違いありません」(前出・開高氏)
 側近と家族で固めた「トランプ王朝」が、まもなくそのベールを脱ぐ。
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イヴァンカ氏と夫・クシュナー氏。クシュナー氏は米国の大衆紙『ニューヨーク・オブザーバー』の社主でもある
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トランプ氏の3番目の妻・メラニア氏(46)は、ファミリーのなかで唯一、ほとんど政治的な発言をしない人物
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バノン氏はハーバード大でMBAを取得した後、エンターテイメント業界で財をなしたが、政治経験はない
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’08年大統領選で副大統領候補になったサラ・ペイリン氏。「アラスカからロシアが見える」という珍妙な発言も
PHOTO:アフロ
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