ついに聖地となったボブ・ディラン「生誕の家」

ノーベル文学賞を受賞した「詩」の原点はここにある
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1909年に建てられた木造建築。ボブ・ディランが幼少期を過ごした2階からはスペリオル湖が見下ろせる
「2001年にネットオークションで売りに出ていた家を、8万2000㌦で購入したんです。手に入れてからは、さらにおカネをかけて家を修復しました。ボブが住んでいた当時の雰囲気を取り戻すのが目的なんです」
 そう語るのは、ボブ・ディラン(75)「生誕の家」を所有する、ビル・ペイゲルさん。
 今年、ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランは1941年、アメリカ北部ミネソタ州のダルースという街で生まれた。五大湖の一つスペリオル湖に面した静かな港湾都市だ。ボブの両親は、丘の中腹に建つこの家の2階部分を借りており、ボブはここで6歳まで過ごした。
 前出のビル・ペイゲルさんは、ボブの大ファンで、『Bob Links』というボブ・ディランのライブ情報を網羅したサイトを運営している。
「これまでも世界中からボブの家を一目見ようとたくさんの人が来ました。ノーベル賞受賞が発表されてからは、さらに増えています。先週だけでもスウェーデン、イギリス、フランス、日本から観光客がやって来ましたよ」(ビル氏)
 ノーベル賞受賞でさぞかし資産価値も上がったはずだが……。
「いつボブが帰ってきても良いように、私はこれまで修繕にかなりの手間とおカネをかけてきました。この家がいくらになっても売るつもりはありません」(ビル氏)
 聖地はボブの一番の信者が守っている。
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イギリスでのコンサートで歌うボブ・ディラン。ノーベル賞授賞式の欠席を表明している
PHOTO:AP/アフロ WENN/アフロ(ボブ・ディラン)
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