千葉大医学部レイプ事件 犯人グループの中にいた「特権階級の御曹司」

本誌の追及がなかったら正体は闇に葬られた可能性も
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現場となった居酒屋。ここの個室トイレで4人は犯行に及んだ。増田容疑者のマンションは車で5分ほどの距離にある
「県警は容疑者の氏名を公表した理由に『捜査の見極めがついた』『被害者の理解が得られた』と言っているが、疑わしい。当初は事件そのものを発表する気もなかったうえ、対応も二転三転している。先週発売のFRIDAYが容疑者の〝素顔〟を報道したことが影響を与えたのは間違いないでしょう」(県警担当記者)
 千葉大医学部の男子学生3名による集団強姦致傷事件で、12月5日、新たに研修医の藤坂悠司容疑者(30)が準強制わいせつの疑いで逮捕された。それにともない、県警はこれまで頑なに拒んでいた3名の氏名を公表。山田兼輔容疑者(23)、増田峰登容疑者(23)、吉元将也容疑者(23)である。前出・記者が続ける。
「9月20日、千葉市の栄町にあるチェーン居酒屋で藤坂容疑者が主催した飲み会が開かれた。3人は、8月末から千葉大病院で食道・胃腸外科の実習を受けており、その指導役が藤坂容疑者でした。酔いつぶれた被害女性を介抱するフリをして4人でトイレでわいせつ行為をした。その後、学生3人は5分ほどの距離にある増田容疑者のマンションにタクシーで女性を連れ込み、朝まで強姦したのです」
 なぜ警察はレイプ犯の氏名を隠したのか。それは、犯人の一人、山田容疑者が「特権階級の御曹司」だったことが影響した可能性が高い(本誌前号で既報)。
「高祖父は東京弁護士会の前身団体の会長や大審院(現在の最高裁)の検事・判事を歴任し、中央大学の設立発起人の一人でもある〝日本法曹界の父〟山田喜之助。曾祖父は東京帝国大学法学部で岸信介元総理の学友で、最高裁判事だった作之助。祖父は元第一東京弁護士会副会長で、祖母は弁護士で法制審議会委員も務めました。父も叔母も兄も弁護士という、まさに華麗なる一族なのです」(知人)
 有力者の息子ということで名前が発表されなかったとしたら、まさに特権階級と言うほかない。本誌の追及がなければ事件は闇に葬られていた可能性もある。山田家の親族計3名を直撃したが、いずれも「何も話せません」「警察を呼びますよ」と言うばかり。本誌は今回新たに逮捕された藤坂容疑者の父親を直撃した。
「被害者と被害者の親御さんには本当に申し訳ないと、本人も、親としても反省しています。指導する立場の人間が、学生を止めなくてはいけない人間が、なぜ一緒になってやってしまったのか……」
 メディア法が専門の立教大学名誉教授、服部孝章氏が話す。
「県警は実名発表の理由を『捜査の見極めがついた』と言っていますが、それは後付けにすぎないでしょう。警察が恣意的に公表するかしないかを決めるのは非常に危険です。誰もが納得できる理由をきちんと説明すべきではないでしょうか」
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医学部ラグビー部に所属していた山田容疑者。写真は同部HPより(下写真も同)
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医学部ラグビー部だった増田容疑者。埼玉県出身で、名門・筑波大学附属高校卒業だ
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吉元容疑者は医学部スキー部で活動していた。インスタグラムより
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12月7日、送検される藤坂容疑者。取り調べに対して、おおむね容疑を認めているという
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広島県出身で、金沢医科大学に進んだ藤坂容疑者。’14年の金沢医科大の関連資料より
PHOTO:蓮尾真司
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