文豪ユゴーが描いた人間の「光と闇」に挑む役者の底力

劇団四季『ノートルダムの鐘』稽古に潜入
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19世紀のフランスの小説家ヴィクトル・ユゴーはこの作品の約30年後、『レ・ミゼラブル』を書き上げた
 稽古場に響きわたる、祈りに満ちた荘厳な聖歌隊の歌声……。
 劇団四季の新作『ノートルダムの鐘』の稽古場は緊張感に満ちていた。
 この演目は、ヴィクトル・ユゴーの『ノートルダム・ド・パリ』に着想を得た作品だ。生まれながらに障碍を持つカジモドやジプシーの美女・エスメラルダらが織りなす愛の物語。同名のディズニーアニメーションは「お約束」のハッピーエンド。だが実は、原作は非常にシリアス。三人の男と一人の女の「四角関係」が、人間の差別意識や色、欲とともに描かれる重たいものなのだ。演出のスコット・シュワルツ氏は語る。
「今回の演出では原作に忠実にアプローチしました。日本人キャストのスキルの高さに驚いており、楽しみながら一緒に作品を深めています」
 今作は12月11日に四季劇場[秋](東京・港区)にて開幕する。
PHOTO:小松寛之
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