日清「カップヌードル リッチ」に異物混入騒動

発売開始7ヵ月で1400万個突破、
売り上げ絶好調の「高級シリーズ」
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今回騒動になった「牛テールスープ味」。「カップヌードル リッチ」はほかにも「贅沢とろみ フカヒレスープ味」もある
 好事魔多し――。売り上げ好調の「カップヌードル リッチ」に「異物が混入していた」と本誌に情報が寄せられた。
 ’16年4月に登場した日清食品の高級シリーズ「リッチ」は230円(税別)と、レギュラーサイズのカップヌードルに比べ50円高いにもかかわらず、販売数は7ヵ月で1400万個を突破し、計画の2倍以上を達成した。10月3日には「無臭にんにく卵黄 牛テールスープ味」が投入され、これも売れ行きは上々だ。
 そんな矢先、群馬県在住の40代男性・Aさんは同商品に違和感を覚えたという。
「11月初め、近所のスーパーで買った『牛テールスープ味』を食べていたら、ガリッと硬い感触がありました。不審に思って『お客様相談室』に電話したら『それを弊社のほうに送ってください』と言うんです。『日清が取りに来るべきだろう』と思って、カチンときました」
 抗議すると、その日のうちに担当者が菓子折とカップヌードルの代金を携え、Aさん宅に謝罪にやってきたという。そして、検査のため一旦異物を引き取り、後日その調査報告書を持ってきた。
 それによると日清は「当該物は小石と推察されました」と結論づけている。「同日製造品(9月23日製造:55万3848食)で、同様の事例の報告は受けておりません」としながらも、「今回のご指摘の事実を真摯に受け止め、更なる品質管理体制の強化を図ります」と記していた。
 結局小石が混入した経緯についてはナゾのままだ。本誌が改めて日清に問うた。
「弊社は厳しい異物検知のシステムを導入しており、混入対策は万全を期しております。人的要因に関しても、工場の随所にカメラを設置しており、当該商品を製造した時間付近の映像を確認しましたが、問題ありませんでした。
 なお今回、お客様に対して、『(異物を)お送りいただけないか』と対応したのは事実です。通常、身体症状がない場合は、まず代替品を宅配便でお届けし、その箱を利用し不具合品を当社へ送り返していただく形をご提案しております。もちろん、当社送料負担で宛先印字済みの伝票も同封しており、代替品をお届けした際にその場でドライバーにお渡しいただくことも可能です」(同社広報部)
 同報告書に記された日清のチェック体制は高い管理能力を感じさせるものだった。しかし、それでも製品事故は起きる。
 異物混入騒動では、企業の初期対応が重要なカギを握る。例えば’14年12月の「ペヤング」(まるか食品)、’16年10月の「シーチキン」(はごろもフーズ)。両社は混入していたのがゴキブリだったということだけでなく、初動のマズさが火に油を注いでしまったということも共通している。その点、日清は対応がきちんとマニュアル化されていた。
 本誌編集部でも夜食として愛される同商品。再発防止の徹底をお願いします。
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Aさんが日清から調査報告書とともに渡された、同社の異物混入対策についてまとめた書類。厳重な管理体制を敷いていることが強調されている
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Aさんの購入したカップヌードルに混入していた小石。大きさは約6mm×6mm
PHOTO:會田 園(商品)
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