年末年始はご用心 交通違反「取り締まりホイホイ」は、ここです

ドライバーが"入れ食い"で捕まる有名ポイント
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停止線からかなり離れているため、止まった止まっていないでドライバーと口論している姿がよく見られる
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「ウチの近所でも警官が物陰に身を隠して取り締まっています」
「たしかに女性や老人ばかり狙ってる!」
 本誌が12月16日号で報じた、警察官による交通取り締まりの実態。その記事について全国から反響が続々と届いている。
 今回は、ドライバーが違反をしてしまいがちな都内の有名ポイントを取材した。
 12月17日。荒川区熊野前陸橋近く、荒川・隅田川方面から西日暮里方面へ向かう尾久橋通りの側道沿い。違反者が次から次へと捕まるここは、地元住民が「熊野町ホイホイ」と呼ぶポイントだ。上の写真、警察官がいるのがわかるだろうか? 標識と変圧器に二人も警察官が隠れている。
 この二人が狙うのは、側道を通る車。ここでは、一時停止違反で交通反則告知書・免許証保管証(青切符)を切られる車が非常に多い。その理由は実際に運転するとよく分かる。側道を走る車はこの地点で陸橋を渡ってきた車と合流する。しかし陸橋側の道路が高い位置にあるため、側道を走るドライバーは右側に車がきているかどうかは確認しにくい。そして右側に意識を取られると一時停止の反応が遅れるのだ。一時停止はしなければならないが、安全のためにはこの停止線の位置は果たして適切か。それに警察官の隠れ方がセコすぎるッ!
 続いて本誌が向かったのは北区王子三丁目交差点。首都高を王子北で降りると、明治通りに合流する地点に信号がある。この信号を無視した車を明治通り沿い後方にいる白バイが捕まえるのだ。実はこの信号、かなりの確率で無視する車がいる。その理由は50m先にある六叉路にある。高速道路から本道に合流する信号地点から六叉路までは車3台分くらいしか余裕がなく、六叉路を左折するためには1車線分またいで車線を変更しなければならない。そこで一足先にと信号を無視してしまうのだ。合流地点から六叉路までの距離がもう少し余裕があれば、ドライバーは安心して車線変更できるはずなのだが……。
 3地点目の取材地は、地元住民には「白バイ天国」と言われている文京区の護国寺西の交差点。東池袋方面から護国寺方面にやってきたドライバーが首都高に乗るためには、進行方向左から4車線目を走らなければならない。実際に交差点にさしかかると首都高の出口が目に入りドライバーは逆走しているかのような錯覚に陥る。ここでうっかり交差点内で車線変更をすると首都高出口に隠れていた白バイがサイレンを鳴らして追いかけてくる。
 また、この交差点手前100mには目的地別の標識があるのだが、目白方面は2車線分の矢印で表示されている。この地点で右から2車線目を走っているドライバーが、目白ではなく首都高レーンを走っている間違いに気づくのは停止線50m前。目白行きが2車線になるのは、なんと停止線の10m前なのだ。ここで慌てて進路変更しても時すでに遅く、後方の中央分離帯に隠れている白バイに「通行区分違反」で捕まってしまう。
 違反者が続々と出るポイント。警察はそこで〝切符を切る〟のではなく、安全な運転環境を整えることを考えるべきではないだろうか。
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捕まえては写真の定位置に戻り次の違反者を待つ
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信号無視を見つけるや否や車を縫うように該当車両に近づく白バイ。車道で停めるため優良ドライバーにはいい迷惑だ
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違反車両を反対車線の陰から覗く白バイ。
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通行区分違反をして高速道路に入ろうとするドライバーを誘導し、首都高速道路株式会社の敷地内で切符を切っていた
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PHOTO:等々力純生 ILLUSTRATION:カワチコーシ
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