テレビが100倍面白くなる!1月ドラマ「舞台ウラの悲鳴」

元SMAP対決の勝者は? 成宮降板の余波は?
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木村は3年ぶりにTBS連ドラに主演。写真は『安堂ロイド』(’13年、TBS系)のロケで
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海外へ渡り、天才詐欺師となった男を演じる草彅。ジャニーズからは『Sexy Zone』菊池が出演する
 昨年末は、『ドクターX』(テレビ朝日系)や『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)がヒットしたが、例年、"不作"と言われる1月クールのドラマはどうなるのか。制作会社プロデューサーA氏、週刊誌記者B氏、テレビ誌ライターC氏に見どころなどを予想してもらった。
 日本中が注目している作品といえば、木村拓哉(44)主演のTBS系ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(日曜21時、15日開始)だろう。「SMAP解散」後の作品、しかも初の医者役を演じるとあって、周囲は期待してしまう。
「SMAPファンの飢餓感は高まっているはずだから、第1話を観る人は多いと思いますね。キャスティングに強い瀬戸口克陽氏がプロデューサーだから、浅野忠信(43)、松山ケンイチ(31)、木村文乃(29)と主役級の役者がキムタクのワキを固めている。ただ、ヒロインの竹内結子(36)は大河に出たりと演技力に定評はあるけど、キムタクとのコミカルな掛け合いで注目を集めた北川景子(30)などのほうが合っていたかもしれないですね」(プロデューサーA氏)
 今回、竹内は研修医時代のキムタクの恋人で、病院の跡取り娘役を演じる。キムタク×竹内でラブストーリーといえば’04年のドラマ『プライド』(フジテレビ系)が思い出されるが、焼き直し感が否めないのも事実。竹内のキャスティングについて、週刊誌記者B氏はこう話す。
「ジャニーズサイドは当初、’09年にTBS系のドラマで共演した綾瀬はるか(31)を希望していたようですが、スケジュールを理由に断られた。その後も、実力派女優何人かにオファーを出したものの、解散騒動でごたついていることで敬遠され、キャスティングが難航。結局、共演経験のある竹内に落ち着いたようです」
 ロケ地の一つである、東京・葛飾区の寿司屋周辺には事前に撮影協力の要請が出ていたため、その情報を嗅(か)ぎ付けたヤジ馬が集まるなど、ちょっとした騒ぎに。
「以前ならジャニーズが手配したと思われる盗撮防止スタッフがロケ先にいましたが、今回は見当たらずガードもユルユル。元チーフマネージャーのI女史が退社して以降、ファン対策が緩くなったのではと、もっぱらの噂です」(B氏)
 これまでにキムタクは、ピアニストやパイロット、レーサー、総理大臣と様々な職業を演じてきた。今回の外科医役で、職業は20種目になるという。演技が一本調子で"何をやってもキムタク"と言われ、常に視聴率のプレッシャーに晒されているのはご存じのとおり。
「医療モノは手堅いから、視聴率が爆死することはないはず。前クールの織田裕二主演ドラマ『IQ246』がイマイチだったため、TBSも今クールは、いままで以上に力を入れている。だからこそ、局の看板枠である『日曜劇場』で失敗したら後がない」(A氏)
 もう一人の"元SMAP"、草彅剛(42)は10日スタートの『嘘の戦争』(フジテレビ系、火曜21時)で、孤独な天才詐欺師を演じる。’15年に放送された『銭の戦争』(最高視聴率15.4%、ビデオリサーチ調べ・関東地区、以下同)チームが再集結して送る復讐ドラマの第2弾だ。
「関西テレビが作る草彅ドラマの安定感は抜群。今回も視聴率は、13〜15%は手堅くいくでしょう。このご時世、タイのバンコクロケでクランクインという点からも、関テレの意気込みが伝わってきますね」(C氏)
 大ベテランの市村正親(67)と演技派俳優のマギー(44)でドラマに厚みを出し、藤木直人(44)、安田顕(けん)(43)で女性視聴者対策。唯一気になるのは、座長である草彅の"SMAPロス"か。
「キムタクの現場が和気藹々(あいあい)としている一方、草彅は本番以外覇気がない。やはり解散がこたえているんですかね。待ち時間にスタッフと談笑することも少なく、一人で遠くを見つめていたりと、周りは声をかけづらい雰囲気だと聞いています」(B氏)
 木村と草彅の今回のドラマは、I女史が獲ってきた仕事のため、この次に出演するドラマこそ、メンバーにとって真の勝負作になると業界では噂されている。
 注目ドラマは、まだまだある。18日スタートの『東京タラレバ娘』(日本テレビ系、水曜22時)だ。恋と仕事に奮闘するアラサー3人組を演じるのは、吉高由里子(28)、榮倉奈々(28)、大島優子(28)。
「原作は、女性心理を描くことに定評のある東村アキコ氏であるうえに、いまをときめく坂口健太郎(25)が謎の金髪モデル役で出演。F1層(20〜34歳の女性)を取り込むのは確実です。脚本を担当するのは、同局の『花咲舞が黙ってない』シリーズなどを手掛けた松田裕子氏。女性が頑張る姿を描くのはお手のものでしょう」(C氏)
 "お仕事女子"の強力作が多い日テレの水10枠。今回も女子人気を独り占めかと思いきや、こんな声も聞こえてきた。
「『女子のリアル』『共感度100%』と謳(うた)っているけど、吉高は『関ジャニ∞』の大倉忠義(31)と交際真っ只中だし、アラサー3人組の一人である榮倉は、8月に俳優の賀来賢人(27)と結婚。実は、私生活ではリア充ばかりなんです(笑)。視聴者からのやっかみが出なければいいのですが」(A氏)
 女3人寄れば姦(かしま)しいというが、3人の仲は良好。現場は女子高のように明るい雰囲気だという。
 テレビ朝日系『就活家族〜きっと、うまくいく〜』(木曜21時、12日開始)はスタート前から注目されたドラマ。
 ひょんなことから一家全員が就職活動をすることになった家族の波乱の日々を描くホームドラマ。お化けドラマ『ドクターX』の後枠として、この作品が受けるプレッシャーは並大抵ではないはず。しかも本作には、本誌が報じた「コカイン吸引疑惑」の後に芸能界を電撃引退した、元俳優の成宮寛貴(34)が出演するはずだった。
「成宮は、セクハラに悩む前田敦子(25)から相談を受ける会社の先輩役でした。しかしクランクイン後の12月上旬、テレビ局、共演者のことはほっといて勝手に引退。すでに数話撮り終わっていましたが、登場シーンが少なかったため、撮り直しにはそこまで苦労しなかったようです。また、成宮が出演していたテレ朝の深夜ドラマ『不機嫌な果実』のスペシャル版が、今月放送されますが、第1話冒頭の回想シーンのみの出演だったため、こちらもダメージは大きくなかった。引退の件は局のプロデューサー陣も寝耳に水だったようで、ネットニュースで引退を知ったスタッフも多かった。事務所の対応に不信感を抱いていましたね」(B氏)
 このドラマ、収録が順調でないのか。芸能プロ関係者から、こんな仰天目撃情報が寄せられた。
「11月中旬、都内スタジオでポスター撮影があったのですが、前田敦子さんがボサボサの髪に足元はサンダル、毛布を身体に巻き付け、転げ落ちるように車から出てきたのでビックリしました。収録スケジュールがツメツメなんですかね」
 また共演陣も工藤阿須加(25)をはじめ、成宮の代役である渡辺大(32)、前田の上司役の山本未來(42)と、2世俳優の多さが目立っている。しかも主演は、連続ドラマ主演は実に17年ぶりという三浦友和(64)。視聴率争いで日テレを追随するテレ朝だが、先行きが不安だ。
 一方、TBSが13日から放送する家族ドラマは、テレ朝よりライト。『下剋上受験』(金曜22時)は、中卒の父親(阿部サダヲ・46)と偏差値41の娘が塾に頼らず二人三脚で、偏差値70超の名門校・桜蔭中学校の受験に挑んだ実話を基にしたホームドラマである。
「原作者の桜井信一氏は、昼はガテン系の仕事をこなし、娘と夜に勉強した後に、朝まで予習をこなしていたそう。二人三脚で偏差値を上げるというスタイルは、以前流行した、『ビリギャル』的な要素があり、ある程度の視聴率は見込めるはず」(A氏)
 このドラマの見どころの一つは、深田恭子(34)が母親役を演じることだ。エプロン&ジーンズ姿の役衣装も板につき、深田自身もそんな役がくる歳になったのかと感慨深げに語っていたが、「エロくない深田を観たい男がいるのだろうか」(B氏)というもっともな声があることを記しておく。
 この裏で、「間違いなく面白い!」と3人が太鼓判を押すドラマが20日から放送される。テレビ東京系『三匹のおっさん3〜正義の味方、みたび!!〜』(金曜20時)だ。有川浩原作ドラマで、北大路欣也(73)、泉谷しげる(68)、志賀廣太郎(68)が自警団を結成し、悪人を退治。平均視聴率は10.6%(シーズン1)、8.7%(シーズン2)と、テレ東としては大金星の数字を獲得。いまや、"鉄板コンテンツ"となっている。
「毎回悪を成敗するというお決まりのパターン。『水戸黄門』と同じだから、おじいちゃん、おばあちゃんのハートをガッチリつかんでいる。原作が尽きたため、今回はオリジナル脚本でいくそうですが、視聴率は問題なしでしょう。前クールの市川海老蔵主演ドラマがイマイチだったため、局も躍起になっています」(A氏)
 現場の雰囲気も良いというが、泉谷には一つ不満が。
「前作の撮影中、泉谷が『テレ東は夜食のレベルが低い! 差し入れが少なすぎる』と毒づいていました。それを知ってか、今回は北大路がCMキャラを務めている回転寿司が、盛大に振る舞われたようです」(C氏)
 一方、今回協力してくれた3人が苦戦と予想しているドラマはフジテレビの3作。まずは、『大貧乏』(日曜21時、8日開始)。小雪(40)演じるシングルマザーが、権力者の欲により"大貧乏"に転落。理不尽な社会に立ち向かう姿を描くオリジナルドラマだ。
「フジテレビは日曜21時のドラマから一時撤退しましたが、昨年4月、芦田愛菜(12)と朝ドラ『マッサン』のシャーロット・ケイト・フォックス(31)のW主演で3年ぶりに復活させた。しかし平均視聴率は4.6%と大惨敗。夫の松山ケンイチも出ている『A LIFE』と『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)が裏番組なので、負け戦になることは想像に難くない」(C氏)
 アドラーの同名ベストセラーが原案の刑事ドラマ『嫌われる勇気』(木曜22時、12日開始)も雲行きが怪しそう。主演の女刑事役を務めるのは香里奈(32)、相棒役には『NEWS』の加藤シゲアキ(29)がキャスティングされた。
「いまのフジテレビは現場の方針がコロコロ変わるうえに何をやっても失敗するから、出たがる俳優がいない。今回は手堅い刑事モノですが、はたして……」(A氏)
 月9のブランド力が失墜しているいま、『突然ですが、明日結婚します』(月曜21時、23日開始)はどこまでいけるのか。今作は、西内まりや(23)演じる結婚したいOLと、ロックバンド『flumpool』の山村隆太(31)演じる結婚したくない人気男性アナウンサーが織りなす、ドタバタラブコメディー。当初、竹野内豊(45)主演で別ドラマを放送する予定だったが、竹野内が突然降板。急遽(きゅうきょ)、差し替えとなった。
「キャスティングは0点。フジテレビといえば出演者の華やかさだけは群を抜いていた。西内の演技は相変わらずイマイチですが、業界評価の高い演出家が本作を手掛けるということで、映像は本格的なものになりそうです」(A氏)
 西内の相手役を務める山村は、実は今回が演技初挑戦。
「山村が所属するアミューズは、星野源(35)の成功もありアーティストの俳優展開に力を入れています。福山雅治(47)に連なる俳優陣を育てたいという意図があるようです。そのため事務所は山本を各所へ激しく売り込んでいる」(B氏)
 当の本人はとくに気負うこともなく、淡々と仕事をこなしているという
 本誌のイチオシは、『嘘の戦争』と『三匹のおっさん3』だが、読者の気になるドラマはあっただろうか。
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