篠山紀信と一期一会の美女たち、完全燃焼!

4ヵ月以上にわたる展覧会『快楽の館』がついにフィナーレ!
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展覧会には写真右の三上悠亜をはじめ33人ものモデルが登場。館長の原氏(中央)も特別出演した
 黒煙を上げて燃え盛る、何枚もの大判写真。火柱の横で満ち足りた表情を浮かべるのは、写真家の篠山紀信氏(76)だ。
 ここは、今月9日まで氏の写真展「快楽の館」が開催された、原美術館(品川区)。テーマは全作品ヌード、すべて館内での新撮という、前代未聞の試みだった。篠山氏の型破りな発想はこれだけに留まらない。「展覧会が終わったら、写真を灰にするぞ」と、跡形もなく作品を燃やし尽くす。美術館で生まれた写真はその生涯を終え、天に還っていくようだった。
「展覧会のテーマにしても、このパフォーマンスにしても、篠山さんは誰も考えないことを形にした」(館長の原俊夫氏)
 篠山氏もこう振り返る。
「アートの世界も表現の規制が厳しくなっている。そんななか原館長はすべて自由にやらせてくれた。作り手にとって最高の環境で、最高の展示ができたと思う」
 期間中の来場者数は、約3万7000人と、異例の数字を記録。灰になった珠玉のヌード写真の数々は、写真集『快楽の館』(小社刊)で見ることができる。
PHOTO:濱崎慎治
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