小池百合子都知事がドン内田にブツける「女性刺客」

決戦は7月! タレント、元女子アナたちが集結中
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6日の記者会見では「(都議会で)過半数を占めるためにどうするか考える」と発言するなど、すでに選挙モード
「そんなことを聞くのは失礼じゃないか。ないよ、ない!」
 1月6日、都内ホテルで開かれた千代田区の新年交歓会。開宴から約50分遅れで到着した内田茂氏(77)は、「引退はあるのか」という記者の問いかけにそう声を荒らげた――。
 今年7月に予定される都議選へ向け、小池百合子都知事(64)と都議会自民党の両陣営が着々と準備を進めている。小池氏は1月7日に自身の政治塾で筆記試験を実施。約1600人の受験者から絞り込み、30人前後を擁立する。
「試験は計3時間で、マークシートと論文。マークシートの課目は国語・数学・心理テストでした。論文試験では、『行政改革に情報公開が重要なのはなぜか』『アベノミクスについて前政権と比較しつつ賛成か反対か論ぜよ』といった設問があり、かなり難しかった」(受験者)
 ただ、塾関係者によると試験の点数は「参考に過ぎない」という。小池知事が重視しているのは、選挙で勝つために必要な経歴とルックスだ。受験者のなかには、故・鳩山邦夫氏の長男・鳩山太郎氏(42)やタレントのエド・はるみ(年齢非公表)といった著名人の姿もあった。
「末席で力を尽くしたい」(鳩山氏)
「(政治家は)生半可な気持ちではいけないお仕事ですから、まず自分がちゃんと勉強したい」(エド)
 候補者選びの焦点になるのは、内田氏とぶつかる千代田区に誰を立てるかだ。
「女性になるのは間違いない。というのも、小池さんは塾の講義の際は必ず保育所を設けるなど、女性候補発掘をスタッフに徹底させていますからね。現状では、エドさんか元テレ朝アナウンサーの龍円愛梨さん(39)が有力。それぞれ、明治と法政という千代田区内の大学出身で、選挙区との関係の深さをアピールできる。他にも、会社経営者などの肩書を持つ受験者も少なくありません」(塾関係者)
 一方の内田氏も、ここへ来て「ドン」の豪腕を誇示、復活をアピールしている。
「昨年12月28日、都議会自民党から3名の離脱者が出ましたが、離脱しようとした議員は、当初10人以上いた。彼らは12月上旬に都内の洋食屋で会合を開き、タイミングを打ち合わせた。これを聞きつけた内田さんは27日の深夜まで自ら電話をかけまくり、時には自宅をアポなし訪問までしたんです。ドン自らの説得に縮み上がり、あえなく数人が離脱を取り止めた」(都議会中堅議員)
 都議選の前哨戦とも言える千代田区長選(2月5日投開票)の候補者擁立でも、内田氏の鶴の一声があった。
「内田さんが『俺に一任してくれ』と言い出し、土壇場で与謝野馨元財務相の甥・与謝野信(まこと)氏を引っ張ってきたんです。ケンブリッジ大卒、元外資系証券会社社員のイケメンで年齢も41歳。小池知事の支援を受けるとはいえ現職の石川雅己区長は75歳ですから、若さをアピールすればいい勝負ができるはずです」(同前)
 一時は引退も噂されたが、ここへ来て再び活発に動き始めている内田氏。小池氏が擁立する刺客候補とのガチンコ勝負が、間もなく幕を開ける。
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千代田区の新年会では、丸川珠代五輪担当相ら国会議員に囲まれ、終始上機嫌だった
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試験を終え、会場を出てきた鳩山太郎氏。「(難しかったので)落とされるかもしれない」と笑っていた
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タレントのエド・はるみを始め、受験者の約4割が女性だった。「女性躍進」は小池氏のテーマのひとつ
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小池シンパの尾島紘平練馬区議(左)と音喜多駿都議。公平を期すため、二人も受験したという
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論文試験の解答用紙を配る試験官。受験者は、提示された設問から一つを選択し、800〜1200字で解答する形式だった
PHOTO:鬼怒川 毅
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