M(マニー)・ラミレス「高知に行きたかった理由を教えます」

スペシャル・インタビュー
メジャー通算555本塁打、
生涯年俸200億円のレジェンドが
四国アイランドリーグ入り!
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’01年に結婚した妻・ジュリアーナさんも、夫と共に来日する予定だという
「レッドソックスにいた’04年に日米野球で行って以来、日本でプレーすることは俺の夢だった。あの時、日本の文化や国民性を知り、日本という国が大好きになったんだ。日本の野球は俺に革命をもたらした。憧れの国でプレーできることに、本当に興奮しているよ」
 メジャー通算555本塁打のレジェンド、マニー・ラミレス(44)の四国アイランドリーグ「高知ファイティングドッグス」入団が1月9日、正式決定した。報道によると給料は「お小遣い程度」だという。
 ドミニカ出身で’91年にメジャー入りし、ボストン・レッドソックスやロサンゼルス・ドジャースで活躍したラミレスは、打点王、首位打者、本塁打王、ワールドシリーズMVPなど数々のタイトルを獲得、200億円を超える生涯年俸をバット一本で稼ぎ出した。’14年オフにシカゴ・カブスでユニフォームを脱いで以来、野球から遠ざかっていたが、メジャーの超大物がなぜ日本へ、しかも独立リーグへの入団を熱望したのか。ラミレスが、本誌の独占インタビューに応じた。
「みんな、俺が引退したと思っていたようだけど、俺自身はまだまだ現役を続けたいと思っていた。そこで、かねてから憧れていた日本で球団を探したんだ。
 プロ野球(NPB)ではなく、独立リーグの高知にオファーを出した理由? プレーすることと同じくらい俺が望んでいるのは、日本の野球人気を復活させること。近年、野球人口が減少していると聞いていたからね。俺が独立リーグに行けば、NPB入りを目指す若い選手たちに技術を教えることができるし、野球界全体が盛り上がり、子どもたちに野球の面白さを伝えることができると考えたんだ。高知との交渉では、年俸のことは一切言わなかったよ。カネはもう十分稼いだから、そんなモノはいらない。とにかくプレーさせてほしい、それだけさ」
――日本の野球のどんなところが気に入っている?
「献身的なところだね。バントにしろ走塁にしろ、一人もセルフィッシュ(自己中心的)な選手はいない。自分こそナンバーワンだと思って野球をやってきた俺に欠けていたことを、日本の野球は教えてくれたんだ」
――知っている日本語、好きな日本食は?
「『コンニチハ』と『アリガトウ』は知っている。あとは、『スミマセン』だな。これを言えばたいていのことが許される、魔法の言葉だと聞いているよ(笑)。
 日本食は、寿司、ギョウザ、ウナギだな。逆に聞きたいんだが、コーチ(高知)はどんなところなんだ? 寿司は食えるのか? え、暖かくて海産物が美味いって? それは最高だな。行くのがますます楽しみになってきたよ」
――身体的な衰えを心配する声もある。
「ノープロブレム! カブスを辞めてからは、フロリダ州のコーラル・スプリングスという町に建てた、120万㌦(約1億4000万円)の自宅で家族と悠々自適な日々を過ごしていた。だけど、一日に2度のハードトレーニングを怠ったことは一度もない。いまも俺の肉体は、最高の状態を保っているよ。
 俺はなるべく長く現役を続け、日本で引退することを望んでいる。最高のプレーを披露するから、ぜひ球場に足を運んでくれ。来てくれたら、『FRIDAY』には特別に寿司をごちそうするよ!」
 過去には禁止薬物の使用で処分を受けたり、移籍目当てに意図的なサボタージュをして物議を醸したこともある。
「お騒がせ男」ラミレスの日本でのシーズンは4月から始まる。
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身長183㎝とスラッガーとしては小柄だが、どのコースでもスタンドに叩き込むパワーがある
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体幹トレーニングを一日に2度、毎日行っている。「最も重要なのは身体のバランス」(ラミレス)
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「史上最も自由奔放なスラッガー」と呼ばれていたが、現在は「自分を律することを知った」という
PHOTO:本人提供 アフロ/ロイター(ドジャース時代)
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