有名アスリート35人「CMギャラランキング」

大手代理店(秘)データをスクープ入手ッ!
最高額は松山か錦織か大谷か
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松山、錦織、髙梨ら世界クラスのアスリートの帽子やウエアにはキッチリ、企業のロゴが。大谷は『SEIKO』と契約。福原は結婚が転機となった
 史上最多となる41個のメダルを獲得。列島を沸かせたリオ五輪のオリンピアンたちは、年末年始の特番に引っ張りダコだった。「タレント顔負けの人気――というか、すでにタレントとして見ています」と言うのは、大手広告代理店でリサーチを担当するA氏だ。
「かつての神々しい、近寄り難いイメージがなくなり、いまのアスリートは明るく、健康的でクリーンなイメージ。美女も多いので、ゲームやお菓子、化粧品メーカーなどから引き合いがあります。〝ひねり王子〟こと、体操の白井健三には、ねじり菓子のCMのオファーがあったとか(笑)。ただ、どうしても単発というか、そのとき限りの商品のCMが多くなる。アスリートの場合、勝ち負けが即、評価に結びつくからです。オリンピックで勝ち続けるのは難しいから……」
 ゆえに賞味期限は五輪閉幕から半年程度。「新年度に代わる4月以降は露出が減る」(前出・A氏)と言われていたのだが、JOC関係者によると、「今回の上げ潮ムードはまだまだ続く」という。
「次回の開催地が東京だからです。『コカ・コーラ』が弱冠16歳の今井月(るな)(競泳)と契約して我々の間で話題になりました。リオでは準決勝で敗退しましたが、東京ではメダルが狙えると踏んだのでしょう。15歳の本田真凜(まりん)(フィギュアスケート)は『JAL』と契約しました。すでに青田買いが始まっているのです」
 髙橋礼華(あやか)(26)との〝タカマツ〟ペアで金メダルを獲得したバドミントンの松友美佐紀(24)は用具メーカーの『ウイルソン』と生涯契約を結んだ。
「生涯契約を結ぶと他メーカーに浮気できないが、引退後もギャラが支払われる。その代わり、商品開発に協力しなければなりませんが。松友のケースは青田買いの一環でしょう」
 東京五輪にビジネスチャンスを見出した大手広告代理店はリオ後、取引先の300社弱に対して緊急アンケートを実施。
「誰を使いたいか?」「直近のプレゼンで年間のCM契約料として、いくらを提示したか?」などのデータを集めた。本誌はこの「CMギャラ最新価格」と言うべき、(秘)データを入手。主要なアスリートを抜き出し、高い順に並べたのが下の表である。ちなみに、CMギャラの隣の数字は、ゴールデンタイムの1時間番組にゲスト出演した際のギャラだ。
 順に見ていこう。
松山英樹と石川遼の明暗
 一目瞭然なのは「勝っているアスリートが上位にくる」ということだ。
「タレントの場合、『3000万円を超えれば一流』とされますが、実に11人がクリア。なかでも錦織圭、松山英樹、大谷翔平らは1億円の大台に乗っています。彼らに共通するのはワールドクラスの実力者だということ。広告主たちは、日本の球団に所属するプロ野球選手で『メジャーでも通用するのは大谷だけ』と見ているわけです」(前出・A氏)
 ランキング上位にゴルファーが目立つのは、社長や経営者などゴルフと親和性の高い富裕層に広く認知されているからだ。広告効果が高いゆえ、回収率も高く、ギャラも高騰するのだという。
 中堅広告代理店のマーケティング担当・B氏が解説する。
「3年前、松山英樹が米ツアーに挑戦するにあたり、『トヨタ』の豊田章男社長自ら『世界でともに戦おう』と口説いて、同社のハイブランド『レクサス』との契約にこぎつけたのは有名な話。先日、すっかりアメリカに定着した松山と新たに5年契約を結びました。総額は20億円と言われています。その松山をも凌駕(りょうが)するのが錦織です。無口で無骨な松山はクライアントを選びますが、爽やかキャラの錦織を敬遠する企業はない。12社14本の契約を誇る彼が総合1位。CMだけで年収は20億円を超えるはず」
 松山と同学年で、ハニカミ王子として先に世に出た石川遼(25)は一時、1億2000万円の値を付けた。ところが、アメリカで勝てず、4000万円まで値を下げた。浅田真央(26)が最高8000万円から半額以下に値を下げたのも、女子レスリング界の〝レジェンド〟吉田沙保里(34)が伊調馨(32)の後塵を拝しているのも「負けた」からである。
日本人アスリート最高額超え
 芸能プロ幹部が補足する。
「ダルビッシュ有と本田圭佑のギャラは額面通りに受け取ってはいけません。これは選手側が『この額じゃないと受けない』と言っている値段だといいます。ブランドイメージを守るための戦略ですが、相場と開きがあるからか、成約には至っていません」
 たとえ苦杯を嘗(な)めたとしても、諦めることはない。復活し、再び立ち上がるアスリートをクライアントは好感する。
「イチローは昨季、通算3000本安打を達成したことでV字回復。5000万円の値が付きました。松岡修造なんて錦織のおかげで仕事が増えていたはずが、熱苦しいキャラが茶の間にウケて、現役時代より高値を付けた」(B氏)
 松岡の推定年収は2億円以上だという。ところでこのCMギャラ、アスリートたちの懐(ふところ)には、どの程度入るのか?
「競技によってマチマチですね。フィギュアスケートの場合、JOCに1割、日本スケート連盟に1割、残りが本人ないしは所属事務所に入るといいます。ただ、これはかなり条件が良いほうでしょう。本人の取り分は2割という競技もあるようです。定期預金にして、引退後に支給するところもある」(A氏)
 柔道73㎏級で金メダルを獲った大野将平(24)は本誌インタビューで「柔道界はスポンサー探しやテレビ出演に消極的。金メダリストが道着やサプリを自腹で買っている」と嘆いていたが――。
「柔道は『アマチュアがカネを貰ってはいけない』という考え方ですから。プロ格闘家に転向する柔道家が多いのはそのためでは?」(JOC関係者)
 選手のプロ転向や移籍はクライアントやスポンサーに大きく影響する。ために、広告代理店は情報収集に人とカネを割(さ)く。最後に「CMギャラ」取材の過程で入ってきた情報をA氏が打ち明ける。
「大谷の移籍先は『NYヤンキース』が有力だというのです。ヤンキースと関係の深いスポーツメーカー経由の情報です。外野手のガードナーが背番号11を譲ることになっているとか……」
 実現すれば、日本人アスリートの最高額である松井秀喜の1億5000万円を凌ぐ、2億円の値が付くと言われている。
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ソチ五輪の金メダリスト・羽生はCMギャラランキングにおいてもゴールド級の強さを見せた
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体操エース、内村航平は『コナミ』を退社してプロ宣言。ケタが違うという他競技との収入格差是正を狙う
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金メダルを逃し、婚期も逃しつつある影響で「負けキャラ」が定着。吉田沙保里株はジリジリ下落中である
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昨年12月、松友(左)は『ウイルソン』とラケットの生涯契約を締結。錦織に次ぐ二人目の快挙
PHOTO:香川貴宏
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