三原舞依「難病に打ち克ったシンデレラ」

1年前は車いす生活だった17歳が世界に衝撃デビュー!
三原舞依「難病に打ち克ったシンデレラ」 画像1
日本人では浅田真央、安藤美姫、宮原知子に続く4人目の200点超え。8歳の時、浅田の演技に感動してフィギュアを始めた。現在、兵庫県立芦屋高2年
「高く跳べて、かつ軸がブレないから3回転も軽々こなせる。着氷も非常にキレイ。まぎれもなく天才です」(プロスケーターの渡部絵美氏)
 17歳の三原舞依(まい)が快挙だ。2月18日、初出場のフィギュア四大陸選手権(韓国・江陵(カンヌン))でノーミス演技を決め、合計200.85点を叩き出して優勝。”無名選手”が来年の平昌(ピョンチャン)五輪の有力候補に名乗りを挙げた。
 フリーの演目は「シンデレラ」。冒頭の3回転の連続ジャンプを成功させ、疲れが溜まる後半にも3連続ジャンプを決めるなど、抜群の安定感だった。
 世界で鮮烈デビューを果たした三原だが、1年前には「若年性特発性関節炎」と闘っていた。
「全身の関節が痛む原因不明の難病です。三原は歩くことすらままならず、車いす生活を余儀なくされ、4ヵ月もリンクを離れました。現在は月に1度の通院を続け、点滴を2時間打ち、大量の血液を抜いています。投薬も続け、服用直後は眠気やダルさに襲われます。曲をかけながらの練習は1日1回と決められている」(スポーツライター)
 逆境に打ち克つ強い精神力は、幼いころから見受けられた。
「小学生の時、朝練の集合時間に三原が遅れてくることがしばしばあり、コーチが怒って本人を問い質すと、他の子どもたちが意図的に彼女に違う練習時間を教えていたことが判明しました。実力が別格で目立つコは、こうしたイジメにも遭(あ)う。でも本人はそんなことを意に介さず、『とにかく滑ることが楽しくて仕方ない』といった様子で練習に没頭していた」(地元紙スポーツ担当記者)
 次の舞台は3月29日の世界選手権。日本が五輪3枠を獲得できるかどうかが決まる重要な大会だ。シンデレラガールの活躍に期待したい。
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試合後、「自信が少し芽生えてきた。(五輪の)枠取りに貢献したい」と話した
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