裁判で明らかになった エリート医師の「強姦手口」

悪行の最中もLINEで作戦会議、
自分たちが飲むのは酒に見せかけた水
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犯行現場となった大田区の〝ヤリ部屋〟で開かれたパーティの様子。ピースサインをする男性が上西被告
「逮捕された後、上西(かみにし)(崇被告・32)の〝パーティ〟の目的を知って怖くなりました。私たちは酔い潰れないで無事に帰れましたが、そんなに危険な会だったんですね。正直、出てきたらまた同じことをするんじゃないかと思ってしまいます」
 そう語るのは、上西被告が〝ヤリ部屋〟で開いていたパーティに出席したことがある20代の女性。東邦大医学部卒のエリート医師でありながら、上西被告はこれまで準強姦など9件の事件を起こしている。3月3日、実はそのうちの1件の裁判がさいたま地裁でひっそりと開かれていた。裁判でのやりとりや関係者への取材により〝鬼畜手口〟を明らかにする。
 事件があったのは、昨年8月26日のこと。普段から上西被告はジャケットにジーンズという格好で、渋谷や六本木のクラブで女性を物色していた。声をかけるのは、決まって二人組の女性。この日も知人の男と「バーべキューができる貸し切りの店舗」だとウソをつき、ヤリ部屋に二人組の女性を誘った。そのうちの一人が被害者のAさん(当時23)だった。上西被告と知人の男はパーティの前に、LINEでこんなやりとりをしていた。
「時間があったら、会の前に部屋で打ち合わせしよう」「女の子たちが帰りそうな雰囲気になったら、早くゲームをする流れに」「ヤレるかどうかはわからないけど、〝ヤル系〟でいくよ」
 会の最初は、女性たちを油断させるため、上西被告らは赤ワインなどを飲んでいた。酔いが回り始めたころを見計らい、部屋のガラス棚から透明な酒ビンを持ち出した。トランプを使って数字を当てるゲームやリズムに乗せてお題に沿った解答を順番に答えていく「山手線ゲーム」など、上西被告は様々な〝ゲーム〟を用意し、場の雰囲気に合わせて使い分けていた。負けた人間が注がれた酒を一気に飲み干すという罰ゲームつき。しかし、女性陣に飲ませていたのはウオッカだったが、上西被告らが飲んでいたのは酒に見せかけた水だった。
「Aちゃんがだいぶできあがってきた。今度はBちゃんをできあがらせよう」
 上西被告らは会の途中もLINEで連携をとり、女性たちに酒を飲ませ続けた。夜12時前、Aさんは完全に酔っ払い、トイレの床で倒れてしまった。すると、上西被告は介抱するフリをしてAさんの下着を脱がす。さらに自分の性器をAさんの顔近くに持っていき、記念撮影をした。そして、レイプしようとしたところ、Aさんは上西被告の服をつかんで必死に抵抗。なんとかレイプされることは免れたのだ。上西被告は準強姦容疑など計4件で起訴されており、今後、それらの裁判も進んでいく。性犯罪に詳しいフラクタル法律事務所の小島梓弁護士が話す。
「準強姦事件3件が起訴された、’03年の『早大スーパーフリー事件』の裁判では、主犯に懲役14年の判決が言い渡されています。犯行が計画的ですし、懲役10年から15年となる可能性が高いと思います」
裁判で明らかになった エリート医師の「強姦手口」 画像1
上と同じパーティの時、スマホをいじる上西被告。LINEで「もっと飲ませよう」などと打っているのか
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