ピース綾部「トランプのせいで引きこもり」危機

3月末で全レギュラー番組
終了するのに…

ピース綾部「トランプのせいで引きこもり」危機


3月31日のトークライブが現時点での最後の仕事。下戸なので酒に走ることもできず、苦悶の日々が続く

「夢はハリウッド映画に出ること。ロスを拠点に活動している真田広之さんに追いつき、追い越したい。思いつきで言っているわけじゃなく、本気でそう思っていますよ。相方の又吉直樹が芥川賞を獲ってからは明確に『ハリウッドに出るしかない』と言うようになりましたね」(知人)

 処女作『火花』が200万部超えを果たした又吉に負けたくない。その心意気は良かったのだが――人気お笑いコンビ『ピース』の綾部祐二(39)がブチ上げた米挑戦計画が暗礁に乗り上げている。春からニューヨークに拠点を移して活動するはずが、ビザが下りず、出発が延期になりそうなのだ。又吉が「予定通り行ってもらわないと恥ずかしい。平愛梨さん(の婚約)よりも先に発表しとったのに」とツッコミを入れても、笑えない状況は変わらない。綾部は「トランプさんのせいで提出書類が増えて、手続きが難しくなった」とコボしているが、なぜトラブっているのか、何ビザを申請しているのかは「芸人仲間も吉本の人間も知らない」(制作会社スタッフ)という。

 在米ジャーナリスト・伊吹太歩氏によれば「たしかに以前より、ビザが下りづらくなってはいる」という。

「申請が却下されるケースが3倍に増えた国もあるといいます。ニューヨークを拠点に芸能活動するとなると、前提としてアメリカ側のスポンサーが必要になる。芸能プロダクションなど、受け入れ先となる会社から契約書と、請願書とよばれる許可書を貰わねばなりません。そのうえで『国際的なレベルで活躍する芸能人』であることを証明せねばなりません。綾部さんのような日本のローカル芸人には相当、ハードルが高い。アメリカ留学している日本の芸能人は、学生ビザで語学留学し、課外活動でエンタメ修業している人がほとんどです」

 ただ、審査は厳しくなっているものの、綾部が言うような「トランプ政権になって急に必要書類が増えた」という事実はないという。これはつまり、綾部が学生ビザではなく、就労ビザ獲得を目指しているがゆえに必要書類が多く、ハードルが上がって難航しているということなのだろう。

 3月末で全レギュラーが終了。吉本の芸人は一部の大御所を除き、完全歩合制だから、4月以降の定期収入はゼロになる。

『フットボールアワー』の後藤輝基は「4月いっぱいくらいでアイツの日本の家の契約が切れるんですよ」とバラエティ番組で暴露。「僕の家の間取りをやたら聞いてくる。アイツ、4月以降、俺の家に住もうとしていますよ!」とネタにしていた。

 それでも「綾部さんは必ずアメリカに行きます」と断言するのは、ある若手芸人だ。

「綾部さんは筋金入りのナルシスト。プライドがメチャクチャ高いんです。売れないころから原宿に通い、ハイブランドで身を固めていました。自宅もその周辺だったはず。お気に入りの家を解約したということは退路を断ったということ。プータロー&ホームレスの危機なのに、綾部さんは吉本には一切、泣きついていません。帰ってくる時期も伝えていない。又吉さんの成功は『刺激しかないよね』と言っていました。ピースが『家』とするならば、『作家』や『俳優』はそれぞれの部屋。ピースをベースとしたソロ活動です。お互い切磋琢磨して、ピースという家をどんどん増改築していくのが二人の究極の目標なんです」

 又吉は2作目の小説『劇場』を3月7日発売の文芸誌『新潮』に発表。大反響を呼び、雑誌は緊急重版された。「引きこもり」危機も厭(いと)わず、綾部は相方に火花を散らす。

PHOTO:坂口安子



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